気軽に
きがるに
副詞
標準
freely
文例 · 用例
また媒妁人は、大学で私たちに東洋美術史を教え、大隅君の就職の世話などもして下さった瀬川先生がよろしくはないか、という私の口ごもりながらの提案を、小坂氏一族は、気軽に受けいれてくれた。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
リストが音楽商の家の階段を気軽にかけ上がって、ピアノの譜面台の上に置き捨てられたショパンの作曲に眼をつけて、やがて次第に引入れられて弾き初める、そこへいったん失望して帰りかけたショパンがそっと這入って来て、リストと背中合せに同じ曲を弾き出す場面には一種の俳諧を感ぜられて愉快である。
— 寺田寅彦 『映画雑感6』 青空文庫
わざわざ医者にかかるほどでもないちょっとしたできものを診てもらって適当な療法を教わったり、また病気であるかないか分らないようなからだの工合を話して意見を聞くようなことが、あたかも鉛筆一本、ハンケチ一枚買うように気軽に出来れば便利である。
— 寺田寅彦 『夏』 青空文庫
気軽にOにそのことを云えばよかったのです。
— ――或る私信―― 『橡の花』 青空文庫
それから、気軽に立って、おい佐吉さん、銭湯へ行こうよと言い出すのだから、相当だろう。
— 太宰治 『老ハイデルベルヒ』 青空文庫
「愛する」という言葉を、気軽に使うのは、イヤミでしかない。
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
かえって、いまは父のほうが、好きならやってみてもいいさ、等と気軽に笑って言っているのです。
— 太宰治 『千代女』 青空文庫
土神は進んで行って気軽に挨拶しました。
— 宮沢賢治 『土神と狐』 青空文庫
作例 · 標準
何か質問があれば、気軽に声をかけてください。
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美術館で、気に入った絵を気軽に写真に撮った。
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彼は自分の意見を臆することなく、気軽に発言するタイプだ。
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週末は、友人と気軽に立ち寄れる居酒屋で飲むのが楽しみだ。
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