幻辞.com

遠慮なく

えんりょなく
副詞頻度ランク #17775 · 青空 0
1
標準
without reservation
文例 · 用例
同時に食事していた客の誰よりも真先に自分のところへこの菓物鉢が廻って来たので、自分は遠慮なくこのただ一つの柿を取上げた。
寺田寅彦 郷土的味覚 青空文庫
どうです、みなさんも、」と兎たちに呼びかけ、「この座敷には偉いお婆さんも聖人もゐませんから、どうか、遠慮なく、どうぞ。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
遠慮なくべたべたと威勢よくやつてくれ。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
ちっとでも自分にだらしがないところが眼につくと、自分で不安なのだ」「何だか知らないが、欲しいものがあったら、遠慮なくいくらでもそうお云いよ」 初午の日には稲荷鮨など取寄せて、母子のような寛ぎ方で食べたりした。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
「だから、君は旦那になったつもりで、遠慮なく愉快をすればいい」 なるほど、二人の若い芸妓たちは、よく働いた。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
学位に関するあらゆる不祥事を無くする唯一の方法は、惜しまず遠慮なく学位を授与することである。
寺田寅彦 学位について 青空文庫
例えばダイナモの発明に際してある大家がその不可能を論じたにかかわらず電流が遠慮なく流れ出したのは有名な話である。
寺田寅彦 西鶴と科学 青空文庫
アインシュタインの考えでは、若い人の自然現象に関する洞察の眼を開けるという事が最も大切な事であるから、従って実科教育を十分に与えるために、古典的な語学のみならず「遠慮なく云えば」語学の教育などは幾分犠牲にしても惜しくないという考えらしい。
寺田寅彦 アインシュタインの教育観 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4