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蒲薦

ほせん
名詞
1
標準
bulrush mat
文例 · 用例
こんなお金でおしほせん買へて?
岡本かの子 青空文庫
――こんなお金でおしほせん買へて?
岡本かの子 青空文庫
ほせんぼ赤い赤い鳳仙花。
北原白秋 とんぼの眼玉 青空文庫
スツタスツタスツタスツタ御用が遅れる 御用が遅れるとほせんぼ とほせんぼ御用のないとこ通りなさいスツタスツタスツタスツタ急ぎのお使ひ 急ぎのお使ひとほせんぼ とほせんぼ御門の扉が開きません。
野口雨情 未刊童謡 青空文庫
雨夜の星雨夜のお星さま    かくれんぼお空に一杯    かくれてるかくれてゐるなら    かくれてなお顔を出すなら    出してみな海から海の水    かけてやる山から山の水    かけてやるとほせんぼここのこの川たつた今橋がはづれたとほせんぼ御用があるなら明日おいで。
野口雨情 未刊童謡 青空文庫
「あそこでも今ぢゃ家内ぢうで米はとても食ひおほせんらよ?
金田千鶴 夏蚕時 青空文庫
その時は少しも知らないで掏られてしまつたからたぶん一人の仕事と思はれるが今度のは初めからよく分つてゐたさうで、隣席に一人が腰かけ、一人がかぶさるやうに前の吊革にぶらさがり、もう一人大きな男が出口にとほせんぼをして立つてゐたさうである。
片山廣子 掏摸と泥棒たち 青空文庫
とある路地を入つて、右も左も塀と羽目、よくも斯んな隱れ家が見付かつたと思ふやうなところに、眞つ黒な家が一つ、とほせん坊をするやうに突つ立つて居るのでした。
掏られた遺書 錢形平次捕物控 青空文庫
作例 · 標準
祖父の家の物置を整理していたら、埃を被った古い蒲薦がいくつか出てきた。
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昔の人は、蒸し暑い夏になると涼しい蒲薦の上で昼寝を楽しんだものだ。
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熟練の職人が一本ずつ手作業で編み上げた蒲薦は、独特の香りと肌触りがある。
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