私地
しち
名詞
標準
private land
文例 · 用例
しかるに今から千二百八十余年前に、大化の改新という政治上の大改革がありまして、これまで貴族等の有した私地私民を国家に収め、ことごとくこれを公地公民と致しました。
— 喜田貞吉 『融和問題に関する歴史的考察』 青空文庫
而して勢ある者、水陸を分割して私地となし、百姓に売与して年々にその価を索む。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
一歩を譲って百姓を有姓の士族と見ても、それは貧乏であり、また勢いある者の私地を小作して苦しめられつつあった点において当時の農民と変わりがない。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
女 うそだわ、偉くなるわ、ほんとに偉くなるから、あたしちやあんと知つてゝよ。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
佐野次郎にしちゃ大出来だ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
」「喧嘩をしちゃいかん。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
その時の苦しみは忘れられないが、しかしちょっと言葉につまるとヘルマン教授が狙っていたように必要な言葉をどなってくれるので、その度に地獄で仏に会ったような気がするのであった。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
」「遁しちゃ厭でございますよ。
— 寺田寅彦 『鴫つき』 青空文庫
作例 · 標準
その土地は、代々続く私地であり、無断で立ち入ることはできない。
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