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上酒

じょうしゅ
名詞
1
標準
high-class sake
文例 · 用例
そうして、ガマ仙は、にたりにたりと笑いながら、「たいくつしている時に、庭先から友人が、上酒を一升、それに鴨一羽などの手土産をさげて、よう!
太宰治 正義と微笑 青空文庫
きょうの矢部一太氏の講義に依れば、この句は決して、そんな上酒一升、鴨一羽など卑俗な現実生活のたのしみを言っているのではなく、全然、形而上学的な語句であった。
太宰治 正義と微笑 青空文庫
とにかく、中学校のガマ仙の、上酒一升、鴨一羽は、遺憾ながら、凡俗の解釈というより他は無いらしい。
太宰治 正義と微笑 青空文庫
けれども、正直を言うと、僕だって、上酒一升、鴨一羽は、わるい気はしない。
太宰治 正義と微笑 青空文庫
わが思想も遠方より理解せられ、そうして上酒一升、鴨一羽が、よき夕に舞い込むというのが、僕の理想であるが、それではあまりに慾が深すぎるかも知れない。
太宰治 正義と微笑 青空文庫
やっぱりことしも、中学で、上酒一升、鴨一羽の講義をいい気持でやっているに違いない。
太宰治 正義と微笑 青空文庫
酒はさのみの上酒というでもなかったが、地酒を飲み馴れているこの二人には、上々の甘露であった。
岡本綺堂 木曽の旅人 青空文庫
上酒と見えていつの間にか陶然となった。
夢野久作 斬られたさに 青空文庫
作例 · 標準
この料亭では、特別な上酒を注文すると、より一層風流な夜を楽しめる。
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父の還暦祝いに、有名蔵元から取り寄せた極上の上酒を贈った。
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「うーん、この上酒は香りが豊かで、口当たりも滑らかだね。」と彼は満足そうに頷いた。
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