幻辞.com

リン

リン
名詞頻度ランク #3455 · 青空 215
1
標準
ring (sound)
文例 · 用例
此の十九世期の一仏蘭西女、此のフェイドオ劇場の一女優、此の巡業家の妻、此の子供を育てるに実に良心的でやさしさ此の上もなかつた一小市民――それがコリンヌ風な意味ででもサッフォ風な意味ででも抒情的な詩人であつたといふわけである。
中原中也 デボルド―※ルモオル 青空文庫
アスピリンをどっさり呑めば、けろっとなおるのだが。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
昨年の晩秋、ヨオゼフ・シゲティというブダペスト生れのヴァイオリンの名手が日本へやって来て、日比谷の公会堂で三度ほど演奏会をひらいたが、三度が三度ともたいへんな不人気であった。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
馬場はときたま、てかてか黒く光るヴァイオリンケエスを左腕にかかえて持って歩いていることがあるけれども、ケエスの中にはつねに一物もはいっていないのである。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
彼の言葉に依れば、彼のケエスそれ自体が現代のサンボルだ、中はうそ寒くからっぽであるというんだが、そんなときには私は、この男はいったいヴァイオリンを一度でも手にしたことがあるのだろうかという変な疑いをさえ抱くのである。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
私もまたヴァイオリンよりヴァイオリンケエスを気にする組ゆえ、馬場の精神や技倆より、彼の風姿や冗談に魅せられたのだというような気もする。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
ヴァイオリンを手にしたのを見たことがない。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
少しナフタリン臭くなっているかも知れませんけど、ね、」と私のほうに向き直って言って、「うちのひとには、もう、なんにも要らないのです。
太宰治 佳日 青空文庫
作例 · 標準
喫茶店のドアを開けると、頭上にある真鍮のベルがチリンと心地よいリンの音を立てた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
自転車で細い路地を通る際、見通しの悪い角で危険を知らせるためにリンを一度だけ鳴らした。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
ホテルのフロントデスクに置かれた呼び鈴のリンを鳴らすと、奥からすぐにスタッフが出てきた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
ウィキペディア

リン(燐、英: phosphorus、新ラテン語: phosphorus)は原子番号15番の元素である。元素記号はP。原子量は30.97。窒素族元素(15族)のひとつ。第3周期に属する。+III(例:六酸化四リン、P4O6)、+IV(例:八酸化四リン、P4O8)、+V(例:五酸化二リン、P2O5)などの酸化数をとる。

出典: リン — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0