送り先
おくりさき
名詞頻度ランク #34074 · 青空 12 例
標準
recipient
文例 · 用例
送り先は、東京の家内宛で、その三枚は順に前々月からの定つた日付の送金書なのであつた。
— 牧野信一 『老猾抄』 青空文庫
然し、私から云わせると、私の如き者の為にも、其処で、送り先を聞き、且つ書くべき設備をしても、デパートの恥ではない、と云いたいのである。
— 直木三十五 『大阪を歩く』 青空文庫
荷物の送り先は、もちろん大伯母のもとであり、亮作の品物がその荷造りから一切はぶかれていたことは言うまでもなかった。
— 坂口安吾 『水鳥亭』 青空文庫
おかしな事があるものだと、堀は本の出るたびにいつも冊数が合わないのを送り先の控えと合わしても、数がぴったりと来なかった。
— 室生犀星 『我が愛する詩人の伝記』 青空文庫
いつぞやからお話しの、いつか払った六円若干の金の送り先は、もう覚えてはいらっしゃらないそうです。
— 一九三八年(昭和十三年) 『獄中への手紙』 青空文庫
箱は「自転車軸受」と書かれ、送り先はロンドン、フェンチャーチ通り沿いの家だ。
— THE MASTER CRIMINAL 『悪の帝王』 青空文庫
相場表の送り先も今まで五百軒内外だったのを二千軒に改めさせた。
— 佐々木邦 『勝ち運負け運』 青空文庫
「僕が今考えているのは、無論偽名だとは思いますが、兎も角あいつの戸籍簿を調べて見ること、一枚でもあいつの写真を探し出すこと、それから荷物の送り先の三島駅の運送店に張込みをすることなどですが、そういう正攻法では、うまく行きそうもないような気がします。
— 江戸川乱歩 『悪魔の紋章』 青空文庫
作例 · 標準
例句