踊り子
おどりこ
名詞頻度ランク #31844 · 青空 394 例
標準
dancer (usu. female)
文例 · 用例
見物は義理からの拍手を送るのに骨を折っているように見え、踊り子が御挨拶の愛嬌をこぼして引込む後姿のまだ消え切らぬ先に拍手の音の消えて行くのが妙に気の毒であった。
— 寺田寅彦 『マーカス・ショーとレビュー式教育』 青空文庫
老人や軍人の男装をした踊り子までがみんな女の子のきいきい声を出すので猶更そういう「毀れやすい」感じを起こさせるようである。
— 寺田寅彦 『マーカス・ショーとレビュー式教育』 青空文庫
蓄音機がぱたりとやむと、踊り子たちの手持ちぶさたを紛らすためにだれかが歌いだす。
— 寺田寅彦 『沓掛より』 青空文庫
このレヴューからあらゆる不純なものをことごとく取り去ってしまったもの、ちぐはぐな踊り子の個性のしみを抜き、だらしのない安っぽい衣装や道具立てのじじむささを洗い取ったあとに残る純粋の「線の踊り」だけを見せるとすれば、それは結局このフィッシンガーの映画のようなものになるであろうと思われた。
— 寺田寅彦 『踊る線条』 青空文庫
昨年見た「流行の王様」という映画にも黒白の駝鳥の羽団扇を持った踊り子が花弁の形に並んだのを高空から撮影したのがあり、同じような趣向は他にもいくらもあったようであるが、今度の映画ではさらにいろいろの新趣向を提供して観客の興味を新たにしようと努力した跡がうかがわれる。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
ただ相違の点は、一方ではそれ自身には全く無意味な光った線が踊り子の役をつとめているのに、他方では一人一人に生きた個性をもった人間の踊り子が画面ではほとんどその個性を没却して単に無意味な線条を形成している、というだけである。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
つまり、この娘さんは、踊り子だったのです。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『すずの兵隊さん』 青空文庫
あの一本足のすずの兵隊さんと、小さな踊り子です。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『すずの兵隊さん』 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア曖昧さ回避
踊り子・踊子(おどりこ) 踊りを踊る人、または踊りを職業としている人のこと。 舞踏家 ダンサー バレリーナ 振付師 舞妓 ストリッパー
名称
- 踊り子 (列車) — 特急列車の一つ。名称は『伊豆の踊子』に由来する。以下の列車も同様。
- サフィール踊り子
- スーパービュー踊り子 (廃止)
- リゾート踊り子 (廃止)
- マリンエクスプレス踊り子 (廃止)
- ドジョウの異名。
映画
- 踊子 (1957年の映画) — 上記の永井の小説を原作とした映画。
- 恋の花咲く 伊豆の踊子、伊豆の踊子 (1963年の映画)、伊豆の踊子 (1967年の映画)、伊豆の踊子 (1974年の映画) — いずれも、上記の川端の小説を原作とした映画。
- 踊り子 (映画) — 1981年のインド映画。
楽曲
- 踊り子 — 三浦洸一の楽曲。作詞:喜志邦三、作曲:渡久地政信。
- 踊り子 — 下田逸郎の楽曲。 松山千春がオリジナル・アルバム中に唯一収録した他人の楽曲でもある(収録アルバム「男達の唄」)。
- 踊り子 — 井上忠夫・フォーリーブスの楽曲。作詞:阿久悠、作曲:井上忠夫
- 踊り子 — 水越けいこの楽曲。
- 踊り子 (村下孝蔵の曲) — 村下孝蔵の楽曲。
- 踊り子 — クレイジーケンバンドの楽曲。アルバム『PUNCH! PUNCH! PUNCH!』に収録。
- 踊り子 — ラッパー・018の楽曲。
- 踊り子 (Vaundyの曲) — Vaundyの楽曲。
- 踊り子 (フォーリーブスの曲)
出典: 踊り子 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0