幻辞.com

金蘭

きんらん異読 キンラン
名詞
1
標準
golden orchid (Cephalanthera falcata)
文例 · 用例
林には金蘭銀蘭の花が咲く。
徳冨健次郎 みみずのたはこと 青空文庫
蛇の巣でもあるが、春は香の好いツボスミレ、金蘭銀蘭、エゴ、ヨツドヽメ、夏は白百合、撫子花、日おうぎ、秋は萩、女郎花、地楡、竜胆などが取々に咲く。
徳冨健次郎 みみずのたはこと 青空文庫
」 唐櫃から取り出したのは、紫色七尺の長紐を掛けた金蘭の袋、それを解くと、中から現れたのは、印籠蓋唐木の香箱です。
第五夜 悪魔の反魂香 新奇談クラブ 青空文庫
思案はこの可否茶館を会場にして東京金蘭会と称する男女交際会の会合をしばしば催した。
勝本清一郎 カフェー 青空文庫
矢は、東門の望楼のほとりから、斜めに線を描いて、怒濤のように、われがちと敗走してゆく賊兵の中へ飛んだが、狙いあやまたず、今しも金蘭橋の外門まで落ちて行った賊将孫仲の頸を射ぬき、孫仲は馬上からもんどり打って、それさえ眼に入らぬ賊兵の足にたちまち踏みつぶされたかに見えた。
桃園の巻 三国志 青空文庫
唐来とおぼしき金具造りの短檠にはあかあかとあかりがとぼされ、座にはきんらんのおしとねが二枚、蒔絵模様のけっこうやかなおタバコ盆には、馥郁として沈香入りの練り炭が小笠原流にほどよくいけられ、今は、ただもうそのお来客と城主伊豆守のご入来を待つばかりでした。
血染めの手形 右門捕物帖 青空文庫
その色|褪せたきんらんを除くと、すがりといって、紅い絹紐であんだ網をスッポリと壺にかぶせてあることだろう。
こけ猿の巻 丹下左膳 青空文庫
ながまさ公は御のりものゝきわまでおみおくりに出られまして、そのあさはもうこれを最後の御しょうぞくで、くろいとおどしのおんよろいにきんらんの袈裟をかけていらしったそうでござります。
谷崎潤一郎 盲目物語 青空文庫
2
標準
very close friendship