金槌
かなづち異読 カナヅチ
名詞
標準
hammer
文例 · 用例
背後の兵舎のほうから、誰やら金槌で釘を打つ音が、幽かに、トカトントンと聞えました。
— 太宰治 『トカトントン』 青空文庫
私がこわして上げるから、お姉さんやお兄さんと一緒におやつに食べておしまいなさい」 と言って金槌を持って来て、パラパラと打ちこわしておしまいになりました。
— 夢野久作 『キャラメルと飴玉』 青空文庫
小さなカンテラ一つと、形の色々の金槌二つ三つとを持って、船の二重底に這い込み、石炭がすでに真黒になって、油の様にとろりと腐敗したままに溜って居る塩水の中に、身体を半分浸しながら、かんかんと鉄※を敲き落すのである。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
私はかの二重底から数多の仲間と甲板に這い出して、油照りに横から照りつける午後の日を船橋の影によけながら、古ペンキや赤※でにちゃにちゃと油ぎって汚れた金槌を拭いにかかった。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
あはは……」 亀ときいて、亀吉は自分のことを言われたのだと、勘違いして、「あのウ、わては金槌だンね」 と、黒い顔を突き出した。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
それから戸棚をあけて、一梃の大きな金槌とギラギラ光る出刃庖丁を持ち出して、まず金槌を握ると、馬の鼻づらをメカクシの上から力一パイなぐり付けましたので、馬はヒンとも云わずに床の上に四足を揃えてドタンとたおれました。
— 夢野久作 『豚吉とヒョロ子』 青空文庫
それから、驚いて真蒼になって見ている豚吉の頭の処へ来て、イキナリ金槌をふり上げましたので、豚吉は床の上にコロガリ落ちたまま腰を抜かしてしまいました。
— 夢野久作 『豚吉とヒョロ子』 青空文庫
無茶先生はヒョロ子に止められるとあべこべにビックリした顔をして、振り上げた金槌を下しながら怖い顔をして云いました。
— 夢野久作 『豚吉とヒョロ子』 青空文庫
作例 · 標準
棚を作るために、金槌で釘を打ち込んだ。
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この金槌は、木工にちょうど良い重さだ。
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「危ないから、金槌は子供の手の届かないところに置いておきなさい。」
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金槌で叩いて、曲がった金属を直した。
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標準
hopeless swimmer
作例 · 標準
「俺、泳げないんだ。完全に金槌だよ。」
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夏合宿のプールで、彼は一人金槌状態だった。
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「水泳の授業、どうしよう…私は金槌だから。」
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海には近づかない。だって、僕は金槌なんだから。
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