鉄
てつ
名詞頻度ランク #4168 · 青空 6153 例
標準
iron (Fe)
文例 · 用例
其処へやつて来た此の鉄色がかつた栗色の肌の牧野信一は、部屋に這入るなり進みもしないで坐つた。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
楊林宮沢賢治エレキに魚をとるのみか鳥さへ犯すしれをのこ捕らでやまんと駐在の戸田巡査こそいかめしきまこと楊に磁の乗りて小鳥は鉄のたぐひかやひとむれさつと落ち入りてしらむ梢ぞあやしけれ
— 宮沢賢治 『楊林』 青空文庫
〔卑屈の友らをいきどほろしく〕宮沢賢治卑屈の友らをいきどほろしく粘土地二片をはしりてよぎり崖にて青草黄金なるを知りのぼりてかれ草黄なるをふめば白雪きららに落ち来るものか一列赤赤ならべるひのきふたゝび卑屈の友らをおもひたかぶるおもひは雲にもまじへかの粘土地なるかの官庁に灰鋳鉄のいかりを投げよ
— 宮沢賢治 『〔卑屈の友らをいきどほろしく〕』 青空文庫
通路を距てて直ぐの向ひ側には、鉄道従業員の妻君みたいなのが、胸をはだけて赤坊に乳を飲ませてゐる。
— 中原中也 『三等車の中(スケッチ)』 青空文庫
忠魂塔といへば忠魂塔の鉄で出来た模型を父は持つてゐた。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
平たい石には今もその忠魂塔の鉄銹があるやうに、雨が降ればその銹は流れ出すやうにさへ思ふのだが、それはその後もずつと肉親を離れて東京にゐる、孤独な男の妙な幻想だけのものなのかも知れぬ。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
そのがつしりした鉄のやうな腕は、すべての不健全なもの、非人倫的なもの、神秘的なもの、病感的なもの(もちろんその中には私の詩にみるやうな哲学も含んで居る)及び人生の幸福に有害なる一切の感情を弾きとばすことに熱して居る。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
不思議なくらいに顕著なおでこと、鉄縁の小さな眼鏡とたいへんなちぢれ毛と、尖った顎と、無精鬚。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
作例 · 標準
鉄は地球の地殻に多く含まれる金属元素だ。
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人間の体には微量の鉄分が必要不可欠である。
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このフライパンは純粋な鉄でできているので、重い。
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標準
steel
作例 · 標準
高層ビルの建設には大量の鉄骨が使われる。
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日本の刀は、その優れた鉄の加工技術で世界的に有名だ。
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この車のボディは、軽量で丈夫な特殊な鉄合金でできている。
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標準
iron (will, discipline, lady, etc.)
作例 · 標準
彼女は鉄の意志で、どんな困難にも立ち向かう。
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あの指導者は、部下に鉄の規律を求めた。
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まさに鉄の女と呼ばれるにふさわしい、強い精神力の持ち主だ。
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標準
railway
作例 · 標準
子供の頃は、休日に家族とよく鉄に乗って旅行に出かけた。
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日本全国に広がる鉄のネットワークは、物流を支えている。
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あの鉄橋を渡る時、いつも少しスリルを感じる。
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標準
railway enthusiast
作例 · 標準
彼は生粋の鉄で、全国の珍しい路線を乗り潰している。
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休日は、新しい車両の写真を撮りに鉄たちが駅に集まる。
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「ねえ、週末は一緒に鉄旅に行かない?」と友人に誘われた。
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