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余念

よねん
名詞頻度ランク #31687 · 青空 525
1
標準
another idea
文例 · 用例
」 できるだけ余念なさそうな口調で言って、前方の西郷隆盛の銅像をぼんやり眺めた。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
岩角を一つ曲ると、かすかな燈火の灯かげに照し出され、一人の若い男が、天井から垂れ下っている大きな乳房に吸い付いて余念もなく啜っている不恰好なさまを見出した。
岡本かの子 富士 青空文庫
二人が余念なく話をしながら帰ってくると、背戸口の四つ目垣の外にお増がぼんやり立って、こっちを見て居る。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
ハア彼の紅|梅がいゝ事ねへと余念なく眺め入りし後より。
樋口一葉 闇桜 青空文庫
それよりも、先生方や先輩達の、本当に学問に余念のない愉快な態度が嬉しかった。
寺田寅彦 科学に志す人へ 青空文庫
けれどもが、さし向かえば、些の尊敬をするわけでもない、自他平等、海藻のつくだ煮の品評に余念もありません。
国木田独歩 号外 青空文庫
長火鉢に寄っかかッて胸算用に余念もなかった主人が驚いてこちらを向く暇もなく、広い土間を三歩ばかりに大股に歩いて、主人の鼻先に突ったッた男は年ごろ三十にはまだ二ツ三ツ足らざるべく、洋服、脚絆、草鞋の旅装で鳥打ち帽をかぶり、右の手に蝙蝠傘を携え、左に小さな革包を持ってそれをわきに抱いていた。
国木田独歩 忘れえぬ人々 青空文庫
ブルジョア政府は、ひたすら、戦争の準備に余念がない。
黒島伝治 反戦文学論 青空文庫
作例 · 標準
彼女は仕事に余念がなく、常に新しいアイデアを考えている。
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彼は余念なく、次に何をするべきか計画を立てていた。
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試験中は、勉強以外に余念を持つべきではない。
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