赤穂浪士
あこうろうし
名詞
標準
The 47 Ronin
文例 · 用例
ちょうど大仏次郎氏の『赤穂浪士』が日本の大衆文学界で人気を集めたのもこれと似ている。
— 平林初之輔 『ヴアン・ダインの作風』 青空文庫
『赤穂浪士』三巻を完成し、『ごろつき船』を出し、『由井正雪』『からす組』その他その他、と引きつづき大作を発表している大仏次郎が、ひとり大衆文学界の寵を独占していた観がある。
— 平林初之輔 『昭和四年の文壇の概観』 青空文庫
もし赤穂浪士をゆるして死をたもうことがなかったならば、彼ら四十七人は、ことごとく光栄ある余生を送って、終りをまっとうしえたであろうか。
— 幸徳秋水 『死刑の前』 青空文庫
同じく、大佛君の「赤穂浪士」の一節――。
— 直木三十五 『大衆文芸作法』 青空文庫
ところが、赤穂事件を曾我の世界に飜案したものは、それより四年前、赤穂浪士切腹、一件落著後十日位で、江戸芝居にかゝつたと言ふのが、其角の手紙によると言ふ「古今いろは評林」の説である。
— 折口信夫 『由良助の成立』 青空文庫
(ついでながら、勘平のこの書状は、江戸における赤穂浪士の動静を知る貴重な材料として、今に伝わっている)「だが、戻路にはちょっとよそへ廻るつもりだから、少し晩くなるがいいか」「ああ、ゆっくり行っておいで」 勘平はそのまま出て行った。
— 森田草平 『四十八人目』 青空文庫
古本屋へ行って大仏の「赤穂浪士」をかって来て一晩によむ。
— 一九三七年(昭和十二年) 『日記』 青空文庫
そんなことをいえば、出入りの商人や御用聞きも、片っ端から赤浪だろうし、第一、そういうあなたこそ、赤穂浪士の錚々たるものかも知れませんな、あっはっはっは、いや、風声|鶴唳、風声鶴唳――。
— 林不忘 『口笛を吹く武士』 青空文庫
作例 · 標準
赤穂浪士の例文