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エキゾチシズム

エキゾチシズム異読 エキゾチズム
名詞
1
標準
exoticism
文例 · 用例
それは彼の単なる詩人的エキゾチシズムと見るよりは、彼の生活していた江戸時代の文化情操が、町人的卑俗主義に堕していたことで、蕪村の貴族主義と容れなかった上に、彼自身が京都に住んでいたためと思われる。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
おそらく彼等が、翻訳を通じて「古池や」等の俳句から感ずるものは、「花の雲」の句を葬式の詩として感心した外国人と同じく、原句の詩趣とは全くちがつた別のヴィジョンに、彼等自身の主観した東洋的エキゾチシズムの幻像を画いたものであるだらう。
萩原朔太郎 詩の翻訳について 青空文庫
僕等の作る西洋まがひの詩なんていふものは、結局青年時代のエキゾチシズム以外の何物でもなく、日本の風土に合はない附燒刃の似而非物ではないかと考へたりした。
萩原朔太郎 詩に告別した室生犀星君へ 青空文庫
薄鼠色の皮膚、心惹くエキゾチシズムと蛇舞を踊る妖艶さと椰子しゅがあのごとき甘美さがある。
吉行エイスケ 新種族ノラ 青空文庫
「エロチシズムよりもエキゾチシズムだわよ」 大阪でバーを経営していた頃、貴子が女給たちに与えた訓戒である。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
銀座式のハイカラさが大阪では受けるのだと思ったのは、まだいい方で、たいていは外国映画のメーキャップを模倣し、エキゾチシズムとはアイシャドウを濃くして、つけ睫毛を太くすることだと考えたので、グロテスクな効果だけ残って、失敗した。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
美貌が成功するには、彼女のいわゆるエキゾチシズムが必要なのだ。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
それを自分の方に惹きつけて無制限に金をひき出させるには、もうエキゾチシズムよりないと、貴子は水商売の女の考える限界の中では、まずギリギリの知慧を働かせていた。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
作例 · 標準
彼の小説は、遠い異国の文化や風俗を描写し、エキゾチシズムを追求している。
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この音楽には、エキゾチシズムを感じさせる独特のリズムと楽器の音色がある。
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「わあ、この絵!エキゾチシズムがすごいね!」と、友人は感嘆の声を上げた。
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一部の観光地では、エキゾチシズムを前面に出した演出がなされている。
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ウィキペディア

エキゾチシズム とは、人が(主として遠隔地の、あるいは既に存在しない)異国の文物に憧れを抱く心境を言う。転じて衣食住、嗜好などにおける異国趣味、街や建物などの異国風の印象、異国情緒などをも表す。

出典: エキゾチシズム — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0