覗き見る
のぞきみる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to peek
文例 · 用例
何故ならば、無勢であるために多勢にとつて覗き見ること難きものを窘めることはまた、芸術側が面白い故に面白いものだけを関心するのに相似し平行してゐる。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
少時して一人その室を立出で、泰助の潜みたる、四番室の前を通り行くを、戸の隙間より覗き見るに、厳格き紳士にて、年の頃は四十八九、五十にもならんずらん。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
私は網棚の横の棒にしつかりつかまり、背中を丸めてバスの窓から外の風景を覗き見る。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
「大きくなったな」 さも懐かしみ慈しむように顔を交る/″\右左にやゝ傾けながら始めて見る娘ででもあるようにわたくしの顔を覗き見るのでした。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
如何なる風体の坊主にやと件の蔓草の葉蔭より覗き見るに、出で来るものは和尚に非ず。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
われも其の真似をするが如く、息を凝らして覗き見るに、忽然、神気逆上して吾が心も、わが心ならず。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
翌朝、怖る/\遥かの山を覗き見ると、何たる奇蹟ぞや、山上には一夜のうちに威風天地を払はんばかりに堂々たる城廓がそびえ立つてゐるではないか。
— 牧野信一 『東中野にて』 青空文庫
これこそ彼の岩窟ならめと差し覗き見るに、底知れぬ穴一つ※然として暗く見ゆ。
— 幸田露伴 『知々夫紀行』 青空文庫
作例 · 標準
子供たちは、プレゼントの中身を覗き見しようと必死だった。
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彼女は図書館で、隣の席の人の本をちらりと覗き見た。
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「ちょっと!私の手帳を覗き見しないでよ!」と彼は不満そうに言った。
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