盗み見る
ぬすみみる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to steal a glance (at)
文例 · 用例
それはまあ一般に言えば人の秘密を盗み見るという魅力なんですが、僕のはもう一つ進んで人のベッドシーンが見たい、結局はそういったことに帰着するんじゃないかと思われるような特殊な執着があるらしいんです。
— 梶井基次郎 『ある崖上の感情』 青空文庫
ボックスにふたり向い合って坐ったら、ほかの客が、ちらちら男爵を盗み見る。
— 燭をともして昼を継がむ。 『花燭』 青空文庫
そこでちょっと一息入れ、黒い瞳でしばらく残りの液を見詰めていましたが、今度は全く一息にがぶりと飲んでしまい、ちょっと戸口の方を盗み見るとコップは池の向側の棕梠竹の林の中へ無慈悲に手早く投げ込んでしまいました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
そして、二人の会話を聞いてゐるやうな顔はしてゐたが、何も解らず、たゞ時々フロラの横顔を盗み見るだけであつた。
— 牧野信一 『ガール・シヤイ挿話』 青空文庫
法螺忠がさっきから折に触れてはこちらの顔を憎々しそうに盗み見るのは、別段それは彼の癖ではなく、人を小馬鹿にするみたいな私の面つきに堪えられぬ反感を強いられていたものと見えた。
— 牧野信一 『鬼涙村』 青空文庫
ですから、美津子さんの原稿などを盗み見ることは、わたくしには出来ませんでした。
— 豊島与志雄 『花子の陳述』 青空文庫
時々おちかの方を盗み見る)文六 (おせいに、お前云へと云ふ合図をする)おせい (そんなことがあるもんですかと云ふやうな顔附)文六 今夜はまた格別冷えますやうですな。
— 岸田國士 『麺麭屋文六の思案(二場)』 青空文庫
八百屋さん (またお八重さんの方を盗み見る)お八重さん 八百屋さんはいくつ?
— 岸田國士 『留守(一幕)』 青空文庫
作例 · 標準
窓の外を盗み見ると、雨が強く降っていた。
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先生が板書している間に、彼はこっそり友達のテスト用紙を盗み見た。
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人に気づかれないように、携帯の画面を盗み見る。
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