顕界
げんかい
名詞
標準
this world
文例 · 用例
父帝なる文武天皇は曾祖父、元明帝は祖母、元正帝は母と言ふ形に表され、而も皆一つの天皇であつて、天神の顕界に於ける応身(御憑身)であり、当時の理会では、御孫であつた。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫
其著しい点は、神魔共に夜の世界に属する事で、鶏鳴と共に、顕界に交替する事である。
— 折口信夫 『「とこよ」と「まれびと」と』 青空文庫
」「ええ、もう、年弱の三歳になりますが、ええ、もう、はや――ああ、何、お茶一つ上げんかい。
— 泉鏡花 『夫人利生記』 青空文庫
「リーズはごきげんかい」とお父さんは言った。
— SANS FAMILLE 『家なき子』 青空文庫
すると、そんな話を何度か聞いたことのある大きい孫が、「甚作どんが逃げんか、逃げんかいうたんよ」と、知っていることをまた聞く。
— 壺井栄 『暦』 青空文庫
「おお、逃げんか、逃げんかいうてな」 かやはなおも歯を出して笑う。
— 壺井栄 『暦』 青空文庫
作例 · 標準
顕界での修行を終え、彼は悟りを開いた。
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顕界のことは全て、やがて塵となる。
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彼は顕界の誘惑に打ち勝つために、日々精進した。
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