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言海

げんかい
名詞
1
標準
Genkai (Japanese dictionary; publ. 1886)
文例 · 用例
然るに日本人は、歴史的に思想を持たない国民であるから、本来哲学的の思想を根とする西洋文学の輸入に際して一もそれに適応する原語がなく、日本語字典のあらゆる言海を探した後で、止むを得ず「現実」や「自然」などといふ訳語を、無理にこじつけて適当させた。
萩原朔太郎 詩の翻訳について 青空文庫
辞書『言海』の「しぶし」の条下に「くすみていきなり」と説明してあるが、渋味が「いき」の様態化であることを認めているわけである。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
言海によると「カシラ」は「髪」の意にも使われているからちょうど勘定が合うのである。
寺田寅彦 言葉の不思議 青空文庫
青鼠頭魚は川に産し、春の末海底の沙地に子を産む、と大槻氏の言海には見えたれど、如何にや、確に知らず。
幸田露伴 鼠頭魚釣り 青空文庫
それに就いて、わたしが曖昧の説明を試みるよりも、大槻博士の『言海』の註釈をそのまま引用した方が、簡にして要を得ていると思う。
ズウフラ怪談 半七捕物帳 青空文庫
言海の「る」の部に、こう書いてある。
ズウフラ怪談 半七捕物帳 青空文庫
言海』を見るに邦語の「なぐさめ」はなぐより出た語であって(風がなぐ(凪)の類)、「物思いを晴らして暫し楽む」を意味するという。
内村鑑三 ヨブ記講演 青空文庫
」と、わが大槻文学博士が著書「言海」に述べてゐるところを開いて、面白さうに読んだりしたのである。
牧野信一 鏡地獄 青空文庫
作例 · 標準
言海」は、近代日本語の礎を築いた画期的な辞書だ。
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辞書を引くたびに、「言海」の偉大さを感じる。
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福沢諭吉は「言海」を読んで、新しい言葉の概念を学んだ。
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ウィキペディア

『言海』(ことばのうみ・げんかい)は、国語学者の大槻文彦が明治期に編纂した国語辞典。「日本初の近代的国語辞典」とされる。

出典: 言海 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0