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軽忽

きょうこつ異読 けいこつ
形容動詞
1
標準
indiscreet
文例 · 用例
ところが積極的誤解となると、手を尽すか探すかすれば、正解に達し得られるものをいい加減にして置くか、感情に左右されて軽忽に実情を覆う誤解であります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
漱石には、いささか武術の心得があったのだと断じても、あながち軽忽の罪に当る事がないようにも思われる。
太宰治 花吹雪 青空文庫
秀郷其の軽忽なるを見、誅罰す可きの趣を存じ退出し、本意の如く其首を獲たり云」と記し、大日本史は「秀郷陽に之に応じ、其の営に造りて謁を通ず」と記してゐる。
幸田露伴 平将門 青空文庫
やがて女は何程か知れぬが相当の金銀を奉書を敷いた塗三宝に載せて持て来て男の前に置き、「私|軽忽より誤って御足を留め、まことに恐れ入りました。
幸田露伴 雪たたき 青空文庫
私ども身柄、鬼神を信ぜぬと云うもいかがですが、軽忽に天窓から怪くして、さる御令嬢を、蟇、土蜘蛛の変化同然に心得ましたのは、俗にそれ……棕櫚箒が鬼、にも増った狼狽え方、何とも恥入って退けました。
泉鏡花 星女郎 青空文庫
必ず軽忽なことをすまいぞ、むむ姉や、見りゃ両親も居なさろうと思われら、まあよく考えてみさっせえ。
泉鏡花 葛飾砂子 青空文庫
「一所に散歩をしようと思ったけれど、降りそうだから僕はもう失敬するよ、それじゃあ君、議論は議論だが実際は実際だ、よく考えて軽忽なことをしたもうな。
泉鏡花 湯島詣 青空文庫
いまにもう少し年紀でも取って、ちったあ分別がついて来ると、成程無理はなかったと、自分のしたことに気が付いて私の心も知れるから、体だけ大事にして軽忽をしないで辛抱しな。
泉鏡花 湯島詣 青空文庫
2
標準
absurd
3
標準
disdaining
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