不謹慎
ふきんしん
形容動詞名詞頻度ランク #17495 · 青空 175 例
標準
imprudent
文例 · 用例
しかしとにかくそういう種類の考えも、少なくも一つのヒントとしては役立つであろうと思うので、不謹慎のそしりを覚悟してついでに付記する次第である。
— 寺田寅彦 『自然界の縞模様』 青空文庫
それの類推的想像と、もう一つは完全流体の速度の場と静電気的な力の場との類似から、例の不謹慎な空想をたくましくして、もしも放電の場合においても電場の方向に垂直なある不安定があれば、それによって、こういう週期性が生じはせぬかと思ったことがあり、多くの人にその考えを話したことがある。
— 寺田寅彦 『自然界の縞模様』 青空文庫
そこここに実際クスクス笑いだした不謹慎な人もあったようであった。
— 寺田寅彦 『蓄音機』 青空文庫
掛りの人が席を引くときに、しばらく控へて居ろと云はれた詞の中に、腰を下ろしてもいゝと云ふ許しも出たかの様に思はれたが、もし不謹慎だといつて叱られやしないかと思へば、やはり立つて居なくてはならなかつた。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
どうです、お嬢さんを等と不謹慎な冗談を言い出して、父は、いい加減に聞き流し、とにかく画だけは買って会社の応接室の壁に掛けて置いたら、二、三日して、また但馬さんがやって来て、こんどは本気に申し込んだというじゃありませんか。
— 太宰治 『きりぎりす』 青空文庫
こんな馬鹿らしい話を、わざわざ殿へ言上するなんて、ちと不謹慎だとは思わぬか。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
けれども、もし、これは、めっそうもない、不謹慎きわまる、もし、ではあるが、もし、母がそうなったら、どうしよう。
— 燭をともして昼を継がむ。 『花燭』 青空文庫
然らずんば不謹慎な冷笑であつた。
— 石川啄木 『弓町より』 青空文庫
作例 · 標準
災害の直後に不謹慎な発言をした彼は、世間から大きな批判を浴びた。
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「こんな状況で笑うなんて、不謹慎だ!」と、彼女は眉をひそめた。
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公共の場での不謹慎な行動は、周囲の人々に不快感を与える。
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