行楽
こうらく
名詞頻度ランク #30808 · 青空 98 例
標準
outing
文例 · 用例
小春日和の日曜とて、青山の通りは人出多く、大空は澄み渡り、風は砂を立てぬほどに吹き、人々行楽に忙がしい時、不幸の男よ、自分は夢地を辿る心地で外を歩いた。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
人と行楽を共にする場合でも、決して他人の切符までは、買ってあげない。
— 太宰治 『春の盗賊』 青空文庫
かの巡礼の行楽、虎列拉避けの花火、さては古めかしい水祭りの行事などおほかたこの街特殊のものであつて、張のつよい言葉つきも淫らに、ことにこの街のわかい六騎は温ければ漁り、風の吹く日は遊び、雨には寝ね、空腹くなれば食ひ、酒をのみては月琴を弾き、夜はただ女を抱くといふ風である。
— 北原白秋 『水郷柳河』 青空文庫
窮屈な工場から来た者、陰気な屋根裏から出て来た者――皆光りに蘇つて行楽を満してゐる様は……」 斯うしてこのまゝ散歩を楽しみ帰路につけば無事だつたのを、不図その科白を口吟むと、調子づいて、別の科白が口にのぼつて来た。
— 牧野信一 『途上日記』 青空文庫
……海辺の行楽を知らずに過した。
— 牧野信一 『或る日の運動』 青空文庫
一日の行楽に遊び疲れたらしい人の群れにまじってふきげんそうに顔をしかめた倉地は真向に坂の頂上を見つめながら近づいて来た。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
両国橋の上に立って、そうした行楽気分を思い得る人は幸福である。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
日本晴、ピクニツク日和、まさに人生行楽の秋。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
作例 · 標準
ゴールデンウィークには家族で郊外へ行楽に出かけ、思い切りリフレッシュするつもりだ。
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「たまには行楽もいいものね」と、妻は弁当を詰めながら嬉しそうに言った。
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行楽の帰り道、渋滞に巻き込まれて車内でみんな寝てしまった。
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