古都
こと
名詞頻度ランク #21484 · 青空 97 例
標準
ancient city
文例 · 用例
古都の床しい風流であり、ここにも蕪村の平安朝懐古趣味が、ほのかに郷愁の影を曳いてる。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
秋の燈やゆかしき奈良の道具市 秋の日の暮れかかる灯ともし頃、奈良の古都の街はずれに、骨董など売る道具市が立ち、店々の暗い軒には、はや宵の燈火が淡く灯っているのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
奈良という侘しい古都に、薄暗い古道具屋の並んだ場末を考えるだけで寂しいのに、秋の薄暮の灯ともし頃、宵の燈火の黄色い光をイメージすると、一層情趣が侘しくなり、心の古い故郷に思慕する、或る種の切ないノスタルジアを感じさせる。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
外来語は山紫水明の古都までも無遠慮に侵入している。
— 九鬼周造 『外来語所感』 青空文庫
その男はそのときどんなことを思ったかというと、これはいかにも古都ウィーンだ、そしていま自分は長い旅の末にやっとその古い都へやって来たのだ――そういう気持がしみじみと湧いたというのです」「そして?
— 梶井基次郎 『ある崖上の感情』 青空文庫
けだし彼等にとってみれば、あの黴臭い古都の空気ほど、没趣味で散文的なものは宇宙にないのだ。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
市民一般に趣味人をもって任ずるこの古都には、いわゆる琴棋書画の会が多かった。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
古都の空は浅葱色に晴れ渡っている。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
作例 · 標準
京都は日本の美しい古都として世界的に有名だ。
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奈良には、多くの歴史的な寺社仏閣が残る古都の風情がある。
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彼は古都の石畳の道を散策するのが好きだ。
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