奈良
なら
名詞頻度ランク #4762 · 青空 2412 例
標準
Nara (city, prefecture)
文例 · 用例
したがって彼の句には、どこか奈良朝時代の万葉歌境と共通するものがある。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
元来日本文化は、上古の奈良朝時代までは、海外雄飛の建国時代であったため、人心が自由で明るく、浪漫的の青春性に富んでいたのであるが、その後次第に鎖国的となり、人民の自由が束縛されたため、文学の情操も隠遁的、老境的となり、上古万葉の歌に見るような青春性をなくしてしまった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
したがって彼の詩境は、「俳句的」であるよりもむしろ「和歌的」であり、上古奈良朝時代の万葉集や、明治以来の新しい洋風の抒情詩などと、一脈共通するところがあるのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
秋の燈やゆかしき奈良の道具市 秋の日の暮れかかる灯ともし頃、奈良の古都の街はずれに、骨董など売る道具市が立ち、店々の暗い軒には、はや宵の燈火が淡く灯っているのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
奈良という侘しい古都に、薄暗い古道具屋の並んだ場末を考えるだけで寂しいのに、秋の薄暮の灯ともし頃、宵の燈火の黄色い光をイメージすると、一層情趣が侘しくなり、心の古い故郷に思慕する、或る種の切ないノスタルジアを感じさせる。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
芭蕉の「菊の香や奈良には古き仏たち」と双絶する佳句であろう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
因に、こうした景趣の村は関西地方に多く、奈良、京都の近畿でよく見かける。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
単にこの種の詩ばかりでなく、前に評釈した俳句の中にも、詩想上において西欧詩と類縁があり、明治の新体詩より遥かに近代的のものがあったのは、おそらく蕪村が万葉集を深く学んで、上古奈良朝時代の大陸的文化――それは唐を経てギリシアから伝来したものと言われてる――を、本質の精神上に捉えていたためであろう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
作例 · 標準
修学旅行で奈良を訪れ、東大寺の大仏の大きさに圧倒された。
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奈良の公園では、たくさんの鹿が観光客からせんべいをもらっている。
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彼は歴史が大好きで、週末のたびに奈良の古寺を巡っている。
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