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一閃

いっせん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
flash (of light)
文例 · 用例
さうして彼の上に、一閃また一閃、襲ひかかつてくる、十六本の圓い蠻刀は、さながら祝祭だつた。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 旗手クリストフ・リルケ抄 青空文庫
若し夫れ天高く澄みて秋晴拭ふが如き日であつたならば余が鬱屈も大にくつろぎを得たらうけれど、雲は益々低く垂れ林は霧に包まれ何処を見ても、光一閃だもないので余は殆ど堪ゆべからざる憂愁に沈んだのである。
國木田独歩 空知川の岸辺 青空文庫
主人は訳はわからぬが、其|一閃の光に射られて、おのずと吾が眼を閉じて了った。
幸田露伴 雪たたき 青空文庫
雲は低く灰汁を漲らして、蒼穹の奥、黒く流るる処、げに直顕せる飛行機の、一万里の荒海、八千里の曠野の五月闇を、一閃し、掠め去って、飛ぶに似て、似ぬものよ。
泉鏡花 貝の穴に河童の居る事 青空文庫
今や、闇を劈く電光の一閃の中に、遠い過去の世の記憶が、一どきに蘇って来た。
中島敦 木乃伊 青空文庫
然れども読者よ、我は実に読んでこの一語に至り、何者か一閃氷の如き鋭斧に胸をうたれたる如く、慄然襟を正して暫らく熱祈黙祷に沈まざるを得ざりき。
石川啄木 閑天地 青空文庫
」 と両手に襟を押開けて、仰様に咽喉仏を示したるを、謙三郎はまたたきもせで、ややしばらく瞶めたるが、銃剣|一閃し、暗を切って、「許せ!
泉鏡花 琵琶伝 青空文庫
この時までも目を放たで直立したりし黒衣の人は、濶歩坐中に動ぎ出て、燈火を仰ぎ李花に俯して、厳然として椅子に凭り、卓子に片肱附きて、眼光|一閃鉛筆の尖を透し見つ。
泉鏡花 海城発電 青空文庫
作例 · 標準
暗闇の中、稲妻が一閃し、雷鳴が轟いた。
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その剣士の技はまさに神速、一閃のうちに敵を仕留めた。
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彼の脳裏に、解決策が一閃のひらめきとして浮かんだ。
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夕暮れの空に流れ星が一閃し、消えていった。
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