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一洗

いっせん
名詞動詞-サ変
1
標準
thoroughly wash away
文例 · 用例
浪は水晶の柱のごとく、倒にほとばしって、今つッ立った廉平の頭上を飛んで、空ざまに攀ずること十丈、親仁の手許の磨ぎ汁を一洗滌、白き牡丹の散るごとく、巌角に飜って、海面へざっと引く。
泉鏡花 悪獣篇 青空文庫
多年の因習、一朝に一洗することは不可能であるとしても、新興国の当路者がここに意を致すことなくんば、富国はともあれ、強兵の実は遂に挙がるまいと思われる。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
自分も今|一洗濯したら、あんな態度になられるだろうと思った。
森鴎外 青年 青空文庫
第六 帝政論派 自由論派は抽象的自由を信じてこれをわが国に拡張し、ついに東洋の旧習を一洗せんとするの大望を抱きたり。
陸羯南 近時政論考 青空文庫
ゆえにいわく、人民の気風を一洗して世の文明を進むるには、今の洋学者流にもまた依頼すべからざるなり。
福沢諭吉 学問のすすめ 青空文庫
「とにかくここで一洗いざあッと洗われて見ろ、村全体根こそぎ持ってゆかれたって足りやしねえから。
犬田卯 青空文庫
一楼ニシテ三快ヲ鬻グ者ハ亦新繁昌中ノ一洗旧湯ナリ。
永井荷風 上野 青空文庫
俗塵を一洗し得たるの思あり。
断腸亭日記巻之五大正十年歳次辛酉 断腸亭日乗 青空文庫
作例 · 標準
故郷の景色は、都会の喧騒で疲れた心を一洗してくれる。
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新しいプロジェクトが始まり、過去の失敗を一洗するチャンスだと捉えている。
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山頂から見下ろす広大な景色は、日頃の悩みやストレスを一洗してくれた。
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