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一銭

いっせん
名詞
1
標準
one sen
文例 · 用例
しかし今晩は、出掛けるために電車賃が一銭もないのであつた。
中原中也 古本屋 青空文庫
右へ廻れば藤棚の下に「御子供衆への御土産一銭から御座ります」と声々に叫ぶ玩具売りの女の子。
寺田寅彦 半日ある記 青空文庫
尾籠な話であるが室戸の宿の宿泊料が十一銭であったことを覚えている。
寺田寅彦 初旅 青空文庫
どこかの昼食で甥が一、二杯自分より多く飯をくったら、その分だけ一銭多く取られた。
寺田寅彦 初旅 青空文庫
その代りもう十一銭の宿泊料では覚束ないであろう。
寺田寅彦 初旅 青空文庫
だが、今は私は、一銭の傷害手当もなく、おまけに懲戒下船の手続をとられたのだ。
葉山嘉樹 浚渫船 青空文庫
ああして一銭も要らずに誰れでもが飛び入りで踊って遊べるというのは何といいことであろう。
九鬼周造 祇園の枝垂桜 青空文庫
一銭でも借金を少くしたかったのである。
黒島傳治 老夫婦 青空文庫
作例 · 標準
昔は駄菓子屋で一銭もあれば飴が買えたものだ。
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彼は一銭の得にもならないことに熱中している。
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江戸時代、一銭という単位の貨幣が流通していた。
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「冗談じゃない!一銭たりとも貸さないぞ。」と怒鳴った。
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