句形
くけい
名詞
標準
poetry form (esp. haiku)
文例 · 用例
他方ではまた、少なくも現在では連句とは全く別物と思われる連作の型式から進化して行って、そうして現在の歌仙などとはかなりちがった別種の連句形式が生ずるという可能性も想像されなくはない。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
『古事記』『日本書紀』の歌謡を見ても句形はととのっていないので、破調の多いのは古いもの、整っているほど新しいものと考えられる。
— 風巻景次郎 『中世の文学伝統』 青空文庫
この道の王者たちは、特殊な注意をもって荘重な単語を選抜し、巧緻な文章を編もうと心をくだき、各|綴りをあまりにも計量し、それぞれの結びめをあまりにも丹念に詮議したため、とうとうごらんのように、ややこしい句形と限りなき句切りのなかに巻きこまれて、出られなくなってしまったのである。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
是がこういった短い句形をもって、時には驚くような人情の深みにまで、入ってゆくことのできた理由であると同時に、時代環境を異にする門外漢には、よほど気をつけても判らぬ点が、少なくない所以かと私は思っている。
— 柳田国男 『木綿以前の事』 青空文庫
次第に破局に近づくけいれんがあらわれはじめた。
— 宮本百合子 『年譜』 青空文庫
自分は眼がわるくて鉛筆でザラ紙にかき筆でかき、計らず原稿紙以外のものにもかくけいこが出来ている。
— 一九四三年(昭和十八年) 『日記』 青空文庫
彼の顏は、苦痛のためにぴくぴくけいれんしていた。
— 山深きヴェストファーレンの風俗畫 『ユダヤ人のブナの木』 青空文庫
標準
grammatical structure in kanbun