失意
しつい
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #29573 · 青空 231 例
標準
disappointment
文例 · 用例
そして私の失意や希望や意志とは全く無関係に歳末と正月が近づきやがて過ぎ去った。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
が、その女が髮を結はうとして、その腕をやさしい花瓶のやうに、もち上げでもしたら、どんなにか、それを目に入れただけでも、私達の失意は一瞬にして力づけられ、私達の不幸は赫くことだらう!
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『窓』 青空文庫
不平と猜忌と高慢とがその眼に怪しい光を与えて、我慢と失意とが、その口辺に漂う冷笑の底に戦っていた。
— 国木田独歩 『まぼろし』 青空文庫
しかし幸いなことにも、一生の恩人であるコリンに見いだされたのはこのような失意のときであった。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
有頂天の直後に、かならずどん底の失意に襲われるのは、これは、どうやら僕の宿命らしい。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
それでこの失意憂鬱の小政治家は、このたびの矢島の手紙を問題化させて、矢島に幹事辞職を迫り、かわって自分がふたたびもとのように堂々たる肩書のついた名刺を振りまわしてみたい、という可憐なたくらみを持って私のところにやって来たのに違いない。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
其の有樣は、恰も鏡の上に墨をもつて種々の落書を爲たやうになつて居るのが普通人の心の状態で、其の落書は皆得意や失意や憤怒や迷や悶や悔恨や妄想や執着やの記念なのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
然れども人の最大なる得意の時代は、やがてまた最大の失意を胚胎し来るの時代たるなからむや。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
作例 · 標準
「失意のどん底にあった彼を救ったのは、友人からの何気ない一言だった。」
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「長年準備してきたプロジェクトが白紙になり、彼は失意のうちに帰路についた。」
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「失意に沈む暇もなく、次のチャンスに向けて動き出さなければならない。」
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