洋裁
ようさい
名詞頻度ランク #41175 · 青空 140 例
標準
(Western) dressmaking
文例 · 用例
自分でも吹きだしたいくらいブクブクと肥った彼女が、まるで袋のようなそんな不細工な服をかぶっているのを見て、洋裁学院の生徒たちは「達磨さん」と称んでいた。
— 織田作之助 『旅への誘い』 青空文庫
」という道子を無理矢理東京の女子専門学校の寄宿舎へ入れ、そして自分は生国魂神社の近くにあった家を畳んで、北畠のみすぼらしいアパートへ移り、洋裁学院の先生になったその日から、もう自分の若さも青春も忘れた顔であった。
— 織田作之助 『旅への誘い』 青空文庫
妹の学資は随分の額だのに、洋裁学院でくれる給料はお話にならぬくらい尠く、夜間部の授業を受け持ってみても追っつかなかった。
— 織田作之助 『旅への誘い』 青空文庫
朝、昼、晩の三部教授の受持の時間をすっかり済ませて、古雑布のようにみすぼらしいアパートに戻って来ると、喜美子は古綿を千切って捨てたようにくたくたに疲れていたが、それでも夜更くまで洋裁の仕立の賃仕事をした。
— 織田作之助 『旅への誘い』 青空文庫
喜美子が教えていた戦死者の未亡人達が、やがて卒業して共同経営の勲洋裁店を開くのだと言って、そのお礼かたがた見舞いに来た。
— 織田作之助 『旅への誘い』 青空文庫
それなのに、お前はひどく威張り返って、洋裁の仕事がいそがしくてとても田舎へなんか行かれぬなどという返事をよこして、どんな暮しをしていたものやら、そろそろ東京では食料が不自由になっているという噂を聞いてあさは、ほとんど毎日のように小包を作ってお前たちに食べ物を送ってやった。
— ―――三幕 『冬の花火』 青空文庫
この店の経営者は蘆屋のマダム連中で、かつては阪神間のブルジョワの有閑夫人を代表していた蘆屋のマダム連中も、洋裁教授の看板を出したり、喫茶店の共同経営を思いついたりしなければならぬくらい、恥も外聞も忘れた苦しい新円生活に追い込まれていたのであろう。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
「僕も、どんな商売が女性に向いていて、有利か研究したことはありませんが、まあ場所を撰んで『酒場』を出すか、『洋品店』をするか、洋裁の心得のある方だったら、婦人、子供洋服の店を持つとか……」「………」「婦人雑誌に、そんな記事が時々出ているようですが、レコードを売る店なんてどうでしょう。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は洋裁の学校に通い、プロの技術を学んだ。
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母は趣味で洋裁をしており、よく自分の服を作っている。
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古い洋裁の本を参考に、レトロなワンピースを作った。
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ウィキペディア
洋裁 は、洋服を作るための裁縫で、和裁に対する言葉である。洋裁は、縫うことばかりでなく、型紙を作り、裁断し、仮縫いして、本縫いし、仕上げるまでの過程を含んだ意味に解釈されている。
出典: 洋裁 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0