楽章
がくしょう
名詞頻度ランク #9176 · 青空 145 例
標準
movement
文例 · 用例
僕はいま海賊の歌という四楽章からなる交響曲を考えている。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
またショパンは「ヘ」短調司伴楽の第二楽章の美しいラルジェットがコンスタンチア・グラコウスカに対する自分の感情を旋律化したのであることを自ら語っている{7}。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
連句には普通の言葉で言い現わせるような筋は通っていないが、音楽的にちゃんと筋道が通っており、三十六句は渾然たる楽章を成している。
— 寺田寅彦 『映画時代』 青空文庫
上記のような形式から成る「楽章」をさらに三つ四つと続けていわゆるソナタやシンフォニーを構成する。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
もっとも正当なソナタやシンフォニーのように四楽章から成る場合だと、第一章が通例早いテンポのソナタ形式のもの、第二章がいわゆるスロームーヴメントで表情豊かな唱歌形式のもの、第三章が軽快な舞踏曲のようなもので、往々|諧謔的なスケルツォが使われる。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
そこで今試みに歌仙の一つを取って考えてみると、少なくも私だけの感じでは、形式的にも最初の表六句は一つの楽章を作り、次に裏の十二句が又一つの楽章、次に二の表の十二句が第三楽章、そうして最後の六句が第四の終局楽章を形成していると言ってもたいした無理な比較ではないような気がするのである。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
まず第一楽章六句はおのずから温雅で重厚な気分に統一されている場合が多いようである。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
第二楽章十二句になるとよほど活発にあるいはパッショネートになって来て、恋をしたり子をかわいがったり大病をしたり坊主になったりする。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
作例 · 標準
ベートーヴェンの第九交響曲は、力強い第一楽章から始まる。
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この協奏曲の第二楽章は、ゆったりとしたテンポで美しい旋律が特徴だ。
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「あの楽章のクライマックス、鳥肌が立ったよ!」
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コンチェルトの第三楽章は、virtuoso による華やかなカデンツァで締めくくられることが多い。
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