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浮気心

うわきごころ
名詞
1
標準
cheating heart
文例 · 用例
「いき」は恋の束縛に超越した自由なる浮気心でなければならぬ。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
相当に世に認められる仕事をするには、何か自分の得意とするもの、あるいは自分に振り当てられた仕事に就いて、塹壕戦のつもりで、自分の身形や他人からの悪口を気にせず、また躍り上る浮気心や他人のお世辞にのぼせ上らずに、埃だらけ泥まみれになって努力し続けなければ駄目でしょう。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
しん子   直巳様 美沢は、美和子につき合った浮気心を、我ながらいよいよ情なく思った。
菊池寛 貞操問答 青空文庫
かえって、浮気心で矢野に会うていてくれる方が助かるのだった。
織田作之助 青春の逆説 青空文庫
自分のような女性だったら、十分彼を怡しませるに違いないという、自身の美貌への幻影が常に彼女の浮気心を煽りたてた。
徳田秋声 仮装人物 青空文庫
だから奥さんは浮気心をおこすひまがないのだそうだ。
林芙美子 恋愛の微醺 青空文庫
――母に何んの罪もないのに、ただ、家中へ自分の申し訳を立てるだけで、妻と別れ、子と引放し、一家中を悲嘆の中へ突き落して――それが、武士の道だろうか) 南玉は、二人の背後から、流行唄の君は、高根の白雲か浮気心の、ちりぢりに流れ行く手は、北南昨日は東、今日は西 と、唄っていた。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
(間)そして人魚は永久に海の都へは帰って来ず、海の都では行方知れずの人魚を浮気心だと云って憎みました。
国枝史郎 レモンの花の咲く丘へ 青空文庫
作例 · 標準
例句