婀娜
あだ
形容動詞副詞-と
標準
coquettish
文例 · 用例
やがて凜とした甲聲『殺せ、殺せ、妾を殺して……こ……この人に罪は無い、みんな妾が惡いのだから』婀娜かしい襦袢の袖が縺れて、男の肩に纏綿る。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
婀娜っぽい、かろらかな微笑の裏に、真摯な熱い涙のほのかな痕跡を見詰めたときに、はじめて「いき」の真相を把握し得たのである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
江戸の遊女や芸者が「婀娜」といって貴んだのも薄化粧のことである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
『春告鳥』の中で「入り来る婀娜者」は「褄をとつて白き足を見せ」ている。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
」 と納戸へ入って、戸棚から持出した風呂敷包が、その錦絵で、国貞の画が二百余枚、虫干の時、雛祭、秋の長夜のおりおりごとに、馴染の姉様三千で、下谷の伊達者、深川の婀娜者が沢山いる。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
」 と婀娜たる声、障子を開けて顔を出した、水色の唐縮緬を引裂いたままの襷、玉のような腕もあらわに、蜘蛛の囲を絞った浴衣、帯は占めず、細紐の態で裾を端折って、布の純白なのを、短かく脛に掛けて甲斐甲斐しい。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
旦那どんも一緒に……」 口々にそう言う人垣を押しわけて四十恰好の婀娜っぽい女房が入って来た。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
さればお紺の婀娜も見ず、弥次郎兵衛が洒落もなき、初詣の思い出草。
— 泉鏡花 『伊勢之巻』 青空文庫
作例 · 標準
毎日、婀娜について考えています。
我が社の婀娜戦略は重要です。
婀娜の原理は複雑である。
婀娜という言葉が頭から離れない。
標準
beautiful
作例 · 標準
毎日、婀娜について考えています。
我が社の婀娜戦略は重要です。
婀娜の原理は複雑である。
婀娜という言葉が頭から離れない。