食客
しょっかく異読 しょっきゃく
名詞
標準
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文例 · 用例
呼ばれたのは、知事の君が遠縁の法学生、この邸に奇寓する食客であるが、立寄れば大樹の蔭で、涼しい服装、身軽な夏服を着けて、帽を目深に、洋杖も細いので、猟犬ジャム、のほうずに耳の大いのを後に従え、得々として出懸ける処、澄ましていたのが唐突に、しかも呼棄てにされたので。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
成程これならば、この食客的紳士が、因ってもって身の金箔とする処の知事の君をも呼棄てにしかねはせぬ。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
我は食客の身なれども、叔母の光を身に受けて何不自由無く暮せしに、叔母はさる頃|病気に懸り、一時に吐血してその夕敢なく逝りぬ。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
これだけの人数を食客に背負込みては警察|大難儀。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
新らしき食客は、暖かき褥に臥し、良薬を賜わりて、疾病直ちに癒えたり。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
「何うです、泊りませんか……ッたってね、私も実は、余所の別荘に食客と云うわけだが、大腹な主人でね、戸締りもしない内なんだから、一晩、君一人ぐらい、私が引受けて何うにもしますよ。
— 泉鏡花 『浮舟』 青空文庫
彼は、元来、この町に、立派な玄関を磨いた医師のうちの、書生兼小使、と云うが、それほどの用には立つまい、ただ大食いの食客。
— 泉鏡花 『茸の舞姫』 青空文庫
それはある漂流者がここに来て食客をしてゐた時分密かに町の人に薬を売つてゐたのが、逝くなつたので、そのまゝにしてあるといふ、旧い話であらう。
— 北原白秋 『水郷柳河』 青空文庫
作例 · 標準
彼はいつの間にか、友人の家に食客として居座っていた。
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古代中国には、多くの食客を抱える貴族がいた。
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食客として、その家に長く厄介になった。
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標準
house guest
作例 · 標準
長期休暇を利用して、友人の家に食客として滞在した。
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食客の生活は気楽だが、どこか肩身が狭い。
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彼の家にはいつも食客がいて、賑やかだった。
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