居候
いそうろう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #25864 · 青空 817 例
標準
lodger who pays nothing for room and board
文例 · 用例
誠に晩春より初夏へかけ(ここの赤裸々となるは、夏期わずかの間に候)最も歴々と仰がるべく、夏にても、形は明確に、白雪山を埋むる今にても、こを恋人とせる小生の目には、同じ雪に蔽われながらも、この鳥形のみは粗き山の膚(元より白色)の中に、滑らかに平に浮び出で居候が、認められ候。
— 小島烏水 『雪の白峰』 青空文庫
科学がキャピタリズムやミリタリズムやないしボルシェヴィズムの居候になっているうちは、まあ当分見込がなさそうに思われる。
— 寺田寅彦 『電車と風呂』 青空文庫
居候の書生に主人の先生が示す恩愛です。
— 国木田独歩 『運命論者』 青空文庫
恩地の台所から音信れたら、叔父には内証で、居候の腕白が、独楽を廻す片手間に、この浦船でも教えてやろう。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
それにひき更えて小野の方は、画学校時代にこそ秀才で通ったこともあるが、彼の奉じている浪漫主義の影が薄れ無論天性の不勉強も祟って、今では全く尾羽打ち枯らしてしまって、ただ学生当時からの情誼で葛飾の画室を半分貸して貰いながら居候同様に同居しているわけであった。
— 渡辺温 『遺書に就て』 青空文庫
それでも何か居候のような気がして、これが自分の家という感じがしなかった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
僕は二度も罹災して、とうとう、故郷の津軽の家の居候という事になり、毎日、浮かぬ気持で暮している。
— 太宰治 『未帰還の友に』 青空文庫
自分がこの家へ来てからは、道化を演ずる張合いさえ無く、ただもうヒラメと小僧の蔑視の中に身を横たえ、ヒラメのほうでもまた、自分と打ち解けた長噺をするのを避けている様子でしたし、自分もそのヒラメを追いかけて何かを訴える気などは起らず、ほとんど自分は、間抜けづらの居候になり切っていたのです。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
作例 · 標準
大学進学を機に、しばらく叔父の家に居候することになった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
居候の身なので、せめて家事くらいは手伝わないと肩身が狭い。
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彼は画家として成功するまで、実家に居候しながら創作を続けた。
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突然家を追い出され、友人のアパートに居候させてもらうしかなかった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro