見性
けんしょう
名詞
標準
self-awareness
文例 · 用例
昨今は可能性大と信ずるものに光があたってきたことを素直に喜ぶと共に、ソニーをはじめとする手書きへのチャレンジャーの先見性にあらためて脱帽する日々である。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
陽明学の致良知は禅宗の本性の見究め(見性)のようである。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
『山の夜』は問題作であるのに拘はらず、案外世間では慌たゞしく、この作品を見遁したといふ感がある、批評家が、一つの予見性を認めるとすれば、氏の『山の夜』から引きだされる将来の仕事は充分予見できるのである。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
基督教ではこれを再生といい仏教ではこれを見性という。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
私は何も仏を信じてる訳じゃないが、禅で悟を開くとか、見性成仏とかいった趣きが心の中には有る。
— 二葉亭四迷 『私は懐疑派だ』 青空文庫
すなわちこれを儒教的に言わば、われわれがその本具の明徳を明らかにして民を親しみ至善にとどまるということ、これを禅宗的に言わば見性成仏ということ、これを真宗的に言わば、おのれを仏に任せ切るということ、これをキリスト教的に言わば、神とともに生くということ、これをおいて他に人生の目的はあるまい。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
日本市場がどれほどの可能性を持っているのか見当はつかなかったが、自分とよく似通った先見性とエネルギーを感じさせる西が、マイクロソフトのベーシックを売り込むというのなら、乗って悪い話とは思わなかった。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
が、どの方法も確実性と絶対不発見性とを具有しているものはなかった。
— 甲賀三郎 『蜘蛛』 青空文庫
作例 · 標準
長い年月をかけた座禅の修行の末、彼はついに見性の境地に達したという。
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禅の教えにおいて見性とは、自己の本来の性質を悟ることを意味する。
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雑念を捨て去り、心の奥底を見つめ直すことで、見性の端緒を掴むことができた。
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