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層楼

そうろう
名詞
1
標準
tall building
文例 · 用例
そしてこのわれわれの衣食住の必要品やぜいたく品を所狭くわずらわしく置きならべた五層楼の屋上にこの小楽園を設くる事を忘れなかった経営者に対してたとえ無自覚にしろ一片の感謝を表しない人はないであろうと思う。
寺田寅彦 丸善と三越 青空文庫
こんなにしなくても市中の地の底へ何層楼のアパートメントでも建てたほうがよさそうに思われる。
寺田寅彦 写生紀行 青空文庫
この橋から間もなく、河口の鵜の喉の膨らみのようになっている岸に、三層楼の支那の倉庫店がずらりと並び、河には木履型のジャンクが河身を埋めている。
岡本かの子 河明り 青空文庫
お向ふの三層楼の高い部屋の障子に、何時までも何時までも照りつける辛気くささ、寝まきや、長襦袢の、如何したんだらうねえ、まあ、両肌なんか脱いだりさ、欄干に腰かけたり、跨いだり、自堕落な、あれさ、落こつたらどうするの、気まぐれも大概になさいなね、あれ、あの手も真赤な狐拳!
北原白秋 東京景物詩及其他 青空文庫
その街の近郊|外目の山あひに恰も小さな城のやうな何時も夕日の反照をうけて、たまたま旧道をゆく人の胆仰の的となつた天守造りの真白な三層楼があつた。
北原白秋 水郷柳河 青空文庫
小さな白い三層楼、何と典麗なしかもまた均斉した、美しい天守閣であろう。
北原白秋 木曾川 青空文庫
やがて大路の北の涯、天路に聳る層楼の屋根にとまれり。
石川啄木 青空文庫
層楼の窓からぎら/\した光が落ちて来た。
田中貢太郎 黒い蝶 青空文庫
作例 · 標準
東京の街並みには、数多くの層楼がそびえ立ち、未来的な景観を作り出している。
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あの層楼の最上階からの眺めは、息をのむほど素晴らしいだろう。
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成功への道のりは、まるで層楼を一段ずつ登るようなものだ。
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