大邸宅
だいていたく
名詞
標準
mansion
文例 · 用例
頂上の左右に二三の大邸宅を控へてゐる。
— 岡本かの子 『狂童女の戀』 青空文庫
その西原氏を狂童女がどこから眺めて送迎してゐたものか、西原氏の市中へ出る途を擁してゐて、或朝、まだ醉つてゐない西原氏に一人の品の宜い初老位な奧樣風の女性が、坂の上の大邸宅の一つから出て來て立ち向つた。
— 岡本かの子 『狂童女の戀』 青空文庫
ここらは比較的に大邸宅が多いので、慌ててバラックなどを建てるものはなく、区劃整理の決定するまでは皆そのままに打捨ててあるので、そこもここも一面の芒原である。
— 岡本綺堂 『九月四日』 青空文庫
その翌る年の正月には、才之助に一言の相談もせず、大工を呼んでいきなり大邸宅の建築に取りかかつた。
— 太宰治 『清貧譚』 青空文庫
サモアでは、土人の眼からは、大邸宅に住む白人酋長。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
そうして、路ばたにある大邸宅の門内にはいってしまった。
— 酉陽雑爼(唐) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
はいってみると、これがどうしてよくもこれだけためあげたと思われるほどな一倍の広大きわまりない大邸宅で、ことに目をひいたものは、家棟にすぐとつづいた二戸前の土蔵でありました。
— 足のある幽霊 『右門捕物帖』 青空文庫
――製缶工場、拓殖ビルディング、一流銀行、××工場、運河、倉庫、公園、大邸宅、自動車、汽船、高架桟橋……それ等が、まるで大きな渦巻のように凄じく入り乱れ、喚いている。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
作例 · 標準
その丘の上には、歴史を感じさせる美しい大邸宅が建っている。
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彼は莫大な富を築き、郊外に広大な庭を持つ大邸宅を購入した。
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子供の頃、アニメに出てくるような大邸宅に住むのが夢だった。
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