予示
よじ
名詞動詞-サ変
標準
showing signs of
文例 · 用例
ここに信仰を試むるための苦難の襲来は予示されているのである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
ロッス説に、水蛇と陸上の蛇の闘いは、人民の不幸を予示すと。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
この根本思想に基づいてディルタイはいう、「我々の課題は我々にとって明瞭に予示されている、カントの批判的な道を辿って、人間精神の一の経験科学を他の諸領域の研究者たちとの協同において基礎づけることがそれである。
— 三木清 『科学批判の課題』 青空文庫
その直接の意図は帝国の危機をキリスト教の責に帰しようとする保守的なローマ人異教徒に対して駁撃を加えるにあったが、しかし彼の預言者的眼光は、ローマ帝国の崩壊と、かかる現世的流転を超越せる永遠なる神の国の姿とを洞見し、来るべき時代を予示している。
— 日本の悲劇 『鎖国』 青空文庫
当時の日本人の知的素質は、インドのゴアでヤジローが教師トルレスを驚かせたほどに優秀であったが、しかしそれが幸福な発展をなし得なかった所以は、すでにこの相違のうちに予示せられていたといわなくてはならない。
— 日本の悲劇 『鎖国』 青空文庫
」 明らかにまじめに誠実になされたその三人の断定をきくたびごとに、傍聴人の間には被告の不利を予示するささやきが起こった。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
かがり火は、薪木の性と見え、時折、ぷちぱちと撥ね、不平そうに火勢をよじりうねらすが、寂莫たる天地は何の攪き乱さるる様子もなく、天地創ってこのかた、たそがれちょうものの待つ、それは眠るにも非ず覚めたるにも非ざる中間に於て悠久なるものを情緒に於て捉えようとするかれ持前の思惟の仕方を続けている。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
小初はしなやかな胴を水によじり巻きよじり巻き、飽くまで軟柔の感触を楽んだ。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
作例 · 標準
空の様子は、嵐の到来を予示していた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の発言は、今後の展開を予示するものであった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
歴史は常に、未来を予示する教訓を含んでいる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash