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温泉街

おんせんがい
名詞
1
標準
hot spring district (within a town)
文例 · 用例
山腹温泉街の一つの標本として人文地理學者の研究に値ひするであらう。
寺田寅彦 伊香保 青空文庫
元來宿を出る時この二人は温泉街の夜店飾りの濡灯色と、一寸野道で途絶えても殆ど町續きに齊しい停車場あたりの靄の燈を望んだのを、番傘を敲かぬばかり糸七が反對に、もの寂しいいろはの碑を、辿つたのであつたから。
泉鏡花 遺稿 青空文庫
「やつがはし」とした小溝にかけた橋を右にして、新道を折れると温泉街であった。
田中貢太郎 火傷した神様 青空文庫
元来宿を出る時この二人は温泉街の夜店飾りの濡灯色と、一寸野道で途絶えても殆ど町続きに斉しい停車場あたりの靄の燈を望んだのを、番傘を敲かぬばかり糸七が反対に、もの寂しいいろはの碑を、辿ったのであったから。
遺稿 遺稿 青空文庫
二人は同じ人かも知れないが、銀座で酔ッ払っている時と、ドテラの着流しで温泉街を歩いている時は、人種が違うのである。
湯の町エレジー 安吾巷談 青空文庫
温泉街を土足で蹴っているのである。
湯の町エレジー 安吾巷談 青空文庫
宝塚の難民は七万坪の遊園地のうちで劇場と動物園にもっぱら群れをなしているのであるが、劇場は大中小とあって、それぞれは廊下でつらなり、廊下の左右は売店であるが、全日本の都市や温泉街の売店街の様相がそうなったと同じように、売店の半分は目下パチンコ屋に転じて盛業中である。
宝塚女子占領軍――阪神の巻―― 安吾の新日本地理 青空文庫
3 空は青空、温泉街はしごくのどか、湯の町エレジーがのんびりと流れてくる。
小野佐世男 ストリップ修学旅行 青空文庫
ウィキペディア

温泉街(おんせんがい、おんせんまち)は、温泉に付随して温浴施設や宿泊施設、飲食店や土産物店、遊戯店などが立ち並ぶ町並み。

出典: 温泉街 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0