痛手
いたで
名詞頻度ランク #24517 · 青空 220 例
標準
serious wound
文例 · 用例
毎日真剣勝負をするような気になって、良い物、悪い物、二番手、三番手、いずれ結構|上※の物は少い世の中に、一眼|見損えば痛手を負わねばならぬ瀬に立って、いろいろさまざまあらゆる骨董相応の値ぶみを間違わず付けて、そして何がしかの口銭を得ようとするのが商売の正しい心掛である。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
おそらくこの痛手を負った母を引きずりながらこの場を逃げ出そうとするのであろう。
— 寺田寅彦 『空想日録』 青空文庫
彼は病気あがりの銀子が、座敷へ現われるようになってから、またひとしきり頻繁に足を運ぶのだったが、ちょうどそのころ経済界に恐慌があり、破産する店もあり、彼も痛手を負い、遊んでも顔色が冴えず座敷がぱっとしなかった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
五里霧中で、そうして時たま、虎の尾を踏む失敗をして、ひどい痛手を負い、それがまた、男性から受ける笞とちがって、内出血みたいに極度に不快に内攻して、なかなか治癒し難い傷でした。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
しかし、痛手の急性の現われは何といっても、この春財界を襲った未曾有の金融恐慌で、花どきの終り頃からモラトリアムが施行された。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
毎日真剣勝負をするやうな気になつて、長い物、悪い物、二番手、三番手、いづれ結構上※の物は少い世の中に、一眼見損へば痛手を負はねばならぬ瀬に立つて、いろ/\さまざまあらゆる骨董相応の値ぶみを間違はず付けて、そして何がしかの口銭を得ようとするのが商売の正しい心掛である。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
小菅は痛手を蒙って退いたが、広瀬は猶敵勢のなかを馳け廻って、武者七騎を突伏せ、十三騎に手を負わしたと云うから大したものである。
— 菊池寛 『長篠合戦』 青空文庫
宿屋七左衛門尉は鳥打坂の南で、桜井左吉と戦って、左吉に痛手を負わせた処を、糟屋助右衛門来った為に、両人の為に討止められた。
— 菊池寛 『賤ヶ岳合戦』 青空文庫
作例 · 標準
予期せぬ原材料費の高騰は、多くの製造業にとって深刻な痛手となった。
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今回の豪雨災害により、地域経済は甚大な痛手を被った。
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主力選手の突然の離脱は、チームの士気に計り知れない痛手を与えた。
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競合他社の新製品投入は、当社の市場シェアに大きな痛手となった。
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標準
hard blow
作例 · 標準
円高の急進は、海外輸出を主軸とする国内企業にとって大きな痛手となった。
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大黒柱であるエース投手の負傷離脱は、優勝を狙うチームにとって致命的な痛手だ。
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長年連れ添った伴侶を亡くしたことは、彼にとって計り知れない痛手であった。
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「今月は車検と冠婚葬祭が重なって、家計にはかなりの痛手だよ」
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