浅学
せんがく
名詞名詞-の形容詞
標準
shallow knowledge
文例 · 用例
西洋人の詩にも漢詩にも、そうした傾向のものがいくらかはあるかもしれないが、浅学な私の知る範囲内では、外国の詩には自我と外界との対立がいつもあまりに明白に立っており、そこから理屈が生まれたり教訓が組み立てられたりする。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
おそらく聡明な彼の目には、なお飽き足らない点、補充を要する点がいくらもありはしないかという事は浅学な後輩のわれわれにも想像されない事はない。
— 寺田寅彦 『相対性原理側面観』 青空文庫
」これは、有名の詩句なんだそうだが、誰の詩句やら、浅学の私には、わからぬ。
— 太宰治 『鬱屈禍』 青空文庫
何も別にお話する程の珍らしい事もございませぬが、(こんなに気取らないと、いい先生なんだが)本当に、いつもいつも似たような話で、皆様も(誰もいやしない)うんざりしたでございましょうから、きょうは一つ、山椒魚という珍動物に就いて、浅学の一端を御|披露しましょう。
— 太宰治 『黄村先生言行録』 青空文庫
ジッドは『狭き門』を読んだ切りで、純情な青年の恋物語であり、シンセリティの尊さを感じたくらいで、……とにかく、浅学|菲才の僕であります。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
余や短才浅学にして、敢て此般の評論に立入るべきものにあらねども、従来「白表女学雑誌」誌上にて評論の業に従事したる由来を以て、聊か見るところを述べて、明治文学の梗概を研究せんと欲するの志あり。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
古池の句は世に定説ありと聞けば之を引かず、一層簡明なる一句、余が浅学に該当するものあれば、暫らく之を論ぜんと欲す。
— 北村透谷 『人生に相渉るとは何の謂ぞ』 青空文庫
浅学の身にして文学上の大問題に蹈入りたるは深く自ら恥づるところ。
— 北村透谷 『処女の純潔を論ず』 青空文庫
作例 · 標準
「浅学な身ではございますが、一言お祝いの言葉を述べさせていただきます」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼は自らの浅学を恥じ、それから十年間、遮二無二学問に打ち込んだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
浅学ゆえに的外れな質問をしてしまったかと不安だったが、先生は優しく答えてくれた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview