いなり寿司
いなりずし
名詞
標準
inarizushi
文例 · 用例
――林檎が一個一ルーブル、玉子一ツ五十カペック、――まだ驚きましたのは、バイカルを過ぎた頃売りに来た、いなり寿司のやうな食料です。
— 林芙美子 『シベリヤの三等列車』 青空文庫
垂柳子と某と我と、そば、すし、いなりずし、大福もちなど食らいて日を送る。
— 堺利彦 『貧を記す』 青空文庫
ね、だんな、ごらんなせえよ、あそこに名物いなりずしとありますぜ。
— 血染めの手形 『右門捕物帖』 青空文庫
いずれも四十まえの年配で、秩父名物のさるまわしなんですが、それぞれ、一匹ずつのさるをひざにかかえながら、しきりといなりずしをつまんでいるのに、眼光が少しばかり烱々として底光りがありすぎるのです。
— 血染めの手形 『右門捕物帖』 青空文庫
この間の淫売婦が、いなりずしを頬ばりながらはいって来た。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
此間の淫売婦が、いなりずしを頬ばりながらはいって来る。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
その後も二、三日おきに、団子とかいなりずしとかいう風のものを度々見舞に貰うのであったが、それが幼な心によほど嬉しかったとみえて、今でもおぼろげな記憶の片隅にそのような場面のいくつかが残っている。
— 中谷宇吉郎 『温泉1』 青空文庫
いなりずしでも作ろうというと、「わあっ!
— 壺井栄 『二十四の瞳』 青空文庫
作例 · 標準
お昼は外で買ったいなり寿司を食べた。
運動会のお弁当にいなり寿司を詰めた。
いなり寿司は作り置きができて便利だ。
コンビニで販売されているいなり寿司は大事な収益源だ。