線が太い
せんがふとい
表現形容詞
標準
impressive
文例 · 用例
はげて、くすんだ、泥絵具で一刷毛なすりつけた、波の線が太いから、海を被いだには違いない。
— 泉鏡花 『神鷺之巻』 青空文庫
田舎の感覚は、線が太いが、案外デリケートなものだ。
— 坂口安吾 『木々の精、谷の精』 青空文庫
横線が細くて縦線が太いといふ点だけは、その必要がないから除外すれば、おほよそ理想的な形体といつてよい。
— 吉野秀雄 『秋艸道人の書について』 青空文庫
いわゆる『運命交響曲』という表題に最もふさわしいもので、――それは純粋音楽風ではないが、極度にロマンティックな味は、ワインガルトナーといえどもなお遙かに及ばないものを持っていながら、表現が少しも弱められてはいず、極めてダイナミックで存分に線が太い。
— 野村長一 『名曲決定盤』 青空文庫
(まだ、弟の伝七郎のほうが、ずっと線が太い) と、思う。
— 火の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
作例 · 標準
彼はどっしりと構えていて、何が起きても動じない線が太いタイプだ。
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「あの子は線が太いから、大きな舞台でも緊張せずに実力を発揮できるだろう」
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俳優としての彼の魅力は、繊細さよりも、その線が太い力強さにある。
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