逞しい
たくましい
形容詞頻度ランク #36246 · 青空 1522 例
標準
burly
文例 · 用例
彼は知性の人でなくして感性の人であり、江戸ツ子的神経の都会人でなくして、粗野に逞しい精神をもつた自然人であり、不断に燃焼するパツシヨンによつて、主観の強い意志に生きてる行動人である。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
しかしそれでゐて何か或る頑丈な逞しい姿勢の影に、微かな虫声に似た優しいセンチメントを感じさせる。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
そして「粗野で逞しいポーズ」と、そのポーズの背後に潜んでゐる「優しくいぢらしいセンチメント」とは、彼のあらゆる小説と詩文学とに本質してゐるものなのである。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
中景の右の方は樫か何かの森で、灰色をした逞しい大きな幹はスクスクと立ち並んで次第に暗い奥の方へつづく。
— 寺田寅彦 『森の絵』 青空文庫
この花を、山家の少女の衣模様に染めたらば、などと思いながら、森を出て、河原に下り、太い逞しい樹の蔭に立った。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
が、秋山も小林も、決して、その逞しい足を動かし、その手を延ばそうとはしなかった。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
だが何人がこの女神の逞しい火の性、徹る氷の性に、また氷火相闘つ矛盾の性に承け応えられるものがあったろう。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
この薑、口|疼く 男は、叫ぶと猛然、女の代りに鹿に飛びかかって、毛深く逞しい拳を振り上げて、丁々と撃った。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
作例 · 標準
彼は逞しい腕をまくり上げると、重い荷物を次から次へとトラックに積み込んだ。
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ラグビー部の練習で鍛え抜かれた逞しい背中が、ユニフォーム越しに見て取れる。
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山道を軽々と登っていく地元の猟師の逞しい足取りに、思わず感嘆した。
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標準
indomitable
作例 · 標準
度重なる不運に見舞われながらも、彼女は逞しい精神力で再び立ち上がった。
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どんな環境でも生き延びる雑草のような、逞しい生命力に感銘を受ける。
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戦後の動乱期を生き抜いた祖母の逞しい生き方は、今の私にとって大きな励みだ。
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標準
robust (vitality, appetite, economic growth, etc.)
作例 · 標準
新興国の逞しい経済成長を背景に、現地の街並みは日々急速な変貌を遂げている。
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運動部の合宿に来た中学生たちは、逞しい食欲で大盛りのご飯を平らげた。
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新しいビジネスモデルが、市場の逆風を跳ね返す逞しい生命力を見せ始めている。
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