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漁網

ぎょもう
名詞
1
標準
fishing net
文例 · 用例
そこには最早貝殻の屋根もなければ漁網の高く夕日に曝れた漁村もなかつた。
田山録弥 伊良湖岬 青空文庫
建網漁場入札税金の引き下げ、漁網の間隔擴張、漁期の延長、雜漁者の刺し網制限等、諸問題の爲めに建網家等が隨分強硬になつてゐるのを、長官はこの大會で相談的に融和折衷しようとするのだ。
放浪 泡鳴五部作 青空文庫
魚がどんな惡いことをしたのか知らないが、天網の恢々を漁網の嚴密なのに持つて行つて、漁業家の主人を世俗的に喜ばせた筆者の氣轉が思ひやられる。
放浪 泡鳴五部作 青空文庫
蔡倫は絮に代へるに樹皮、麻頭、敝布、漁網等を以てしたのみであると主張して居る(9)。
桑原隲藏 紙の歴史 青空文庫
即ち北蒲原郡の泊潟、西蒲原郡の鎧潟を始め、現存して居る潟があるのですが、其周圍が次第々々に水田に占有せられつゝありまして、其一半を割いて交通路、漁網の刺地に當てゝあります。
柳田國男 潟に關する聯想 青空文庫
○安平港漁戸の門に干す薯榔染めの漁網を見て こりゃ好い染めだ。
柳宗悦 台湾の民藝について 青空文庫
殺気といったら、まるで夜に北マノックのトロール漁船が境界にやってきて、漁網を盗もうとするかのようでした。
TREGARTHEN'S WIFE トリガーセンの妻 青空文庫
漁網の魚は、これを採って一|盞の卓にのぼせ、地は割譲て、ながく好誼をむすぶ引出物としようではないか。
赤壁の巻 三国志 青空文庫
ウィキペディア

漁網(ぎょもう)は、魚介類を捕獲するために用いる網である。漁業で用いられる漁具の一種。また、漁網を用いて行う漁撈活動を網漁と総称する。なお、広く漁業用の網と定義される場合には、養殖用の網も漁網に含める場合がある。

出典: 漁網 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0