投網
とあみ異読 なげあみ
名詞多音語
標準
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文例 · 用例
釣魚の場、投網の場もまた多くはこれら砂洲の上にあり。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
ふと投網の音に気が逸れて、意識は普通の世界に戻る。
— 岡本かの子 『娘』 青空文庫
」と山崎は老いの一轍、貧の意地、痩せても枯れても武士のはしくれ、あらぬ疑いをこうむるは末代までの恥辱とばかりに憤然、陣羽織を脱いで打ちふるい、さらによれよれの浴衣を脱いで、ふんどし一つになって、投網でも打つような形で大袈裟に浴衣をふるい、「おのおのがた、見とどけたか。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
二人はそんな話をしたり、またそのうち凪の好い日には、投網だの、釣道具だのを持つて、是非船を出さうなどといふ相談をしたりなどした。
— 木下杢太郎 『少年の死』 青空文庫
船乘彌三郎は小さい傳馬船に乘つて、今しもぱつと投網を打つた所である。
— 木下杢太郎 『海郷風物記』 青空文庫
自分で梳いた小鳥網から叉手網投網、河鰺網でも押板でも、其道の道具は皆揃つてゐたもの。
— 石川啄木 『刑余の叔父』 青空文庫
三 海、また湖へ、信心の投網を颯と打って、水に光るもの、輝くものの、仏像、名剣を得たと言っても、売れない前には、その日一日の日当がどうなった、米は両につき三升、というのだから、かくのごとき杢若が番太郎小屋にただぼうとして活きているだけでは、世の中が納まらぬ。
— 泉鏡花 『茸の舞姫』 青空文庫
水槽に上から投網を垂れ冠せて、その中で初鮎を跳ねさせている食料品店。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
漁師が沖合で投網を打つ姿は、夏の風物詩だ。
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彼は子どもの頃から投網の練習をしていたので、百発百中で魚を捕まえる。
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投網漁は、巧みな技術と経験が必要な伝統的な漁法だ。
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ウィキペディア
投網(とあみ)とは、漁網の一種である掩網/被網(かぶせあみ)の一種。岸辺や船上から魚がいると思われる水域に人の手で投げ入れて面で魚を獲る漁具である。
出典: 投網 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0