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風紀

ふうき
名詞
1
標準
public morals
文例 · 用例
けれども、そのような姿は、いかにも異様であり、風紀上からいっても、けっして許されるものではないのだから、私は別の手段をとらなければならぬ。
―伊馬鵜平君に与える― 畜犬談 青空文庫
勿論、淫魔を駆って風紀を振粛し、且つ国民の遊惰を喝破する事業じゃから、父爺も黙諾の形じゃで、手下は自在に動くよ。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
ちょうど戦争中だったので、宮子は兄に似て淫蕩的な血をじっと閉じこめて、おとなしくして来たが、しかし、やがて戦争が済み、京の町々が軽薄な色彩に彩られて男女の風紀がみだれて来るようになると、そんな京都の変り方に強い反感を抱きながらも、内心ひそかに享楽を求めるようになった。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
」 やがて少々、とろりとなって、「さてそこへ立っていちゃ、ああ成程――風紀上、尤です……と、従って杯は。
泉鏡花 薄紅梅 青空文庫
風向きが違うぞと豹一は思い、もし風紀係にでもなれという相談だったら断ろうという覚悟を椅子にどっかりと乗せていると、「君高等学校へ行く気はないか」 と意外なことを訊かれた。
織田作之助 青春の逆説 青空文庫
そこには白粉臭い女が一人又は二人ぐらい控えていて、二階にあがった客は新聞や雑誌をよみ将棋をさし、ラムネを飲み、菓子をくい、麦湯を飲んだりしていたのであるが、風紀取締りの上から面白くない実例が往々発見されるので、明治十八年頃から禁止された。
岡本綺堂 明治時代の湯屋 青空文庫
沼南はまた晩年を風紀の廓清に捧げて東奔西走廃娼禁酒を侃々するに寧日なかった。
内田魯庵 三十年前の島田沼南 青空文庫
不良老年の辣腕 かように東京の風紀頽廃の原因を煎じ詰めると、「不良老年が悪い」 という事になる。
夢野久作 東京人の堕落時代 青空文庫
作例 · 標準
学校では生徒の風紀を正すよう指導している。
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社会の風紀が乱れると、犯罪が増加すると言われている。
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軍隊では、厳格な風紀が求められる。
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