疱瘡
ほうそう
名詞
標準
smallpox
文例 · 用例
一八五二年すなわち十歳のとき学校へ入るために Eton に行ったが、疱瘡に罹りまた百日咳に煩わされたりした。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
地面には春が疱瘡のやうにむつくりと吹き出して居る。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
奥方には最愛の姫様があって、容貌も気質もすぐれて美しいお方であったが、その美しい姫様は明けて十七という今年の春、疱瘡神に呪われて菩提所の石の下へ送られてしまった。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
驢馬が頭を下げてると荷物があんまり重過ぎないかと驢馬追いにたずねましたし家の中で赤ん坊があんまり泣いていると疱瘡の呪いを早くしないといけないとお母さんに教えました。
— 宮沢賢治 『毒もみのすきな署長さん』 青空文庫
神職 町にも、村にも、この八里四方、目下疱瘡も、はしかもない、何の疾だ。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
――涼しくば木の芽峠、音に聞こえた中の河内か、(廂はずれに山見る眉)峰の茶店に茶汲女が赤前垂というのが事実なら、疱瘡の神の建場でも差支えん。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
さらに天文学の発達が、月を疱瘡面の醜男にし、天女の住む月宮殿の連想を、荒涼たる没詩情のものに化したことなども、僕等の時代の詩人が、月への思慕を失つたことの一理由であるかも知れない。
— 萩原朔太郎 『月の詩情』 青空文庫
」 克巳は信じないもののやうに、くつくつ笑ひながら、左の二の腕を、植疱瘡してもらふときのやうに出しました。
— 新美南吉 『疣』 青空文庫
作例 · 標準
かつて疱瘡は、多くの人々の命を奪う恐ろしい病気だった。
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天然痘ワクチン、すなわち種痘の普及によって、世界は疱瘡の撲滅に成功した。
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彼の顔には、子供の頃にかかった疱瘡の跡がかすかに残っていた。
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標準
vaccination against smallpox
作例 · 標準
江戸時代、多くの人々が疱瘡を恐れ、神仏に祈った。
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その村では、疱瘡で多くの子供たちが命を落とした。
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種痘の導入は、人々を疱瘡の脅威から解放する画期的な出来事だった。
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標準
pockmarks (left by smallpox)
作例 · 標準
昔の肖像画を見ると、疱瘡が残っている人物が描かれていることがある。
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彼は顔の疱瘡を気にして、人前に出るのを嫌がった。
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医学の進歩により、今では疱瘡で醜い痕が残ることはほとんどなくなった。
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