絹糸
きぬいと異読 けんし
名詞頻度ランク #44326 · 青空 345 例
標準
silk thread
文例 · 用例
この頃のやうな若葉時になると、薄く透明な黄味を含んだ楢の葉が、柔々しい絹糸のやうな裏毛を、白く光らせて、あつちでも、こつちでも、ひら/\と波頭のやうに、そよ風に爪立つてゐる。
— 小島烏水 『亡びゆく森』 青空文庫
孔雀のように派手なシアーレが展げてある向う側の女物屋のショーウィンドウの前へ横町からシルクハットを冠ったニグロの青年と、絹糸のようにデリケートな巴里の女が腕をからんで現われた。
— ――朝と昼―― 『巴里のキャフェ』 青空文庫
絹糸で拵へたんだ』『失敬なやつだ。
— 宮沢賢治 『氷河鼠の毛皮』 青空文庫
あれはほんとの毛皮ぢやない絹糸でこさへたんだ』『さうか』 ゆふべのその外套をほんとのモロツコ狐だと云つた人は変な顔をしてしやちほこばつてゐました。
— 宮沢賢治 『氷河鼠の毛皮』 青空文庫
間もなく長さ十|米ばかりの細い細い絹糸でこさえたようなはしごが出来あがりました。
— 宮沢賢治 『ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記』 青空文庫
」 絹糸の縺れの紅いのを、衝と吸う端に持ちかえた。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
撫子 この細りした、(一輪を指す)絹糸のような白いのは、これは、何と云う名の菊なんですえ。
— ――其一幕―― 『錦染滝白糸』 青空文庫
美しき緑と紅と黄と白と紫と、五色の絹糸、朱塗の柱に堆き、天井の絵の花の中を、細くたなびき候は、御手の糸と称ふるよし、御像の御袖にかけましくも綾にかしこく候ひき。
— 泉鏡花 『逗子より』 青空文庫
作例 · 標準
この美しい刺繍は、細い絹糸で丁寧に施されている。
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養蚕農家では、繭から良質な絹糸を取り出す作業が続く。
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昔の着物は、丈夫な絹糸で縫い上げられていた。
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あのデザイナーは、絹糸を使った繊細なアクセサリーを作るのが得意だ。
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標準
corn silk
作例 · 標準
とうもろこしの絹糸がフサフサしていると、甘くて美味しいサインだ。
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子供の頃、とうもろこしの絹糸を抜き取る係だった。
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乾燥させたとうもろこしの絹糸は、お茶として飲まれることもあるらしい。
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夏祭りで食べた焼きとうもろこし、絹糸まで香ばしかったね。
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