創作力
そうさくりょく
名詞
標準
creative power
文例 · 用例
多分その絶望的な病氣と、それに原因する創作力の衰弱とが、事情の主なるものであると思つた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
この四五年、自分の作的境地に自信を失ひ、懷疑否定的氣分に陷るとともに創作力はまるで沈衰してゐる。
— 南部修太郎 『自分のこと』 青空文庫
いかにそれらの小説家が「芸術的」という一枚看板を後生大切にまもっていたところで、創作力の消耗した、希薄な、番茶の出がらしのような作品を出していたのでは、読者をひきつける牽引力はますます弱くなってゆく一方である。
— ――特に江戸川乱歩氏に就て―― 『日本の近代的探偵小説』 青空文庫
もちろんこれは、中堅作家の創作力が衰えたということよりも、むしろ出版資本の集中による作品発表機関の相対的減少と、新作家が比較的自由に文壇にのりだすことができるようになった事情とに制約されているのであろう。
— 平林初之輔 『昭和四年の文壇の概観』 青空文庫
その肉体ほどではないが、とにかく相当に豊満な創作力をもっていた中条百合子がロシアに行ってから、あまり作品を見せないことは、この一派を淋しくしている。
— 平林初之輔 『昭和四年の文壇の概観』 青空文庫
そして当時の既成作家の大部分が、円本の氾濫によって所謂金もちになり、多少の資産をもつようになり、溌剌たる創作力を次第に生暖い日本生活の懐の中で鈍らせ始めた。
— 宮本百合子 『今日の文学と文学賞』 青空文庫
彼は何か文学的な渇きをおぼえていたが、創作力の貧困にも気づいていたので、独りで書斎にいると、自分を支えきれないように寂しさに打たれた。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
ブルジョア作家が自身の行づまりを感じ、創作力の衰弱をその作品に反映していたのはすでに二三年前から顕著な社会的現象であったが、昨年末は、その低下が特別まざまざと世間一般の読者にも感じられた。
— 宮本百合子 『一九三四年度におけるブルジョア文学の動向』 青空文庫
作例 · 標準
警察には、犯罪を捜査する捜査権が法的に与えられている。
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捜査権の行使は、令状主義など、厳格な法的制約の下で行われる。
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「捜査権の乱用は許されない。適正な手続きを踏む必要がある」と、弁護士は指摘した。
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